薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

お菓子の域を超えたかも?忍者の里から薬膳菓子「ぽるぜ」もうすぐお披露目

こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。

 

3年前から忍者で有名な、滋賀県甲賀市にて、薬膳のお菓子の商品開発にたずさわっています。

忍者と言えば、黒い服をきて身を隠して、手裏剣をもって、すたすた水の上を歩くイメージしかなかったのですが、知れば知るほど、その意外な点を知ってすっかり、はまってしまいました。

 

なぜかというと、忍者って、いつも忍者としてあちこち行ってたのではなくて、お薬を作るための食材の知識をもって、お薬を作り売り歩いていたらしいです。

 

その名残もあって、甲賀市にはお薬の製薬会社が多く、お薬やさんも、置き薬の行商みたいなことをされている方もまだ、おられるようなんです。

 

今回、忍者が携帯用に作っていた、兵糧丸というお薬に似せた薬膳菓子を開発しました。

いま、最終段階のデザインを決めている最中なのですが、この薬膳菓子、名前を「ぽるぜ」というんです。

 

このぽるぜは、たべていただくと、あ、なるほど!っと分かりやすいのですが、なぜ体に良いお菓子なのか、ちょっとご紹介させていただきますね。

 

そもそも忍者が作っていた兵糧丸(ひょうろうがん)は、冷えた胃腸を温めて下痢や軟便の予防、それに、消化吸収を高める効果を期待して、いろんな食材を配合して作ってあることが分かりました。

もち米、シナモン、はと麦など、今でも馴染みのある食材ばかりで作ってあるんです。

 

そんな昔に、忍者がどうして薬膳の知識も持っていたのか、その経緯は分からないのですが、

かなり、高度な医学の知識も兼ね備えていたことが、分かります。

 

この兵糧丸にも似た、現代風の美味しい兵糧丸が出来ればいいなという思いで、甲賀市産の食材ばかりを使って、ぽるぜが出来上がりました。

食べていただくと、口当たりが懐かしい甘さがあって、かむと、お餅まではいきませんが、それにも似た食間のはもっちっと感が一番魅力です。

 

それに、美味しさと同じくらいおすすめしたいのがこの効能なんです。

お菓子なのに、お菓子の域を超えていて、食べていただくと胃腸の調子を整えて温めてもくれる温活菓子。

食べて温活までできるお菓子って、そんな宣伝までしてもいいくらい自信がある、温活菓子なんですよ。

 

美味しく食べて、からだも健康になること間違いなしの薬膳菓子。

薬の町甲賀市から、きっと忍者も喜んでくれる、薬膳菓子「ぽるぜ」がお披露目できます。

 

来年の5月には、2年間かけて開発してきた「ぽるぜ」が誕生します。

 

 

滋賀県甲賀市商工会にて、商工会女性部さま、パティシィエ安井豊様とともに、商品開発会議中。

皆様に「美味しいですね、やっぱり薬膳だから健康になりますね」と言ってもらえるような商品になるよう、もうしばらく頑張ります。

 

お読みいただき、ありがとうございました