薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

もしも、春。からだとこころのアンバランスが生まれたら…

こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。

 

今日、4月5日は何の日かご存じですか?

古代中国で作られた、季節の移り変わりを示す24節気。

そのうちの一つ、清明(せいめい)の日です。

 

はじめて清明という節気を聞かれた方も多いかと思います。

この清明という意味は、万物が清らかで生き生きした状態のことを指しています。

 

今、まさに桜が満開の季節。

そして、あらゆる自然界の植物が成長している躍動にあふれた時期です。

 

自然界の生き生きしたあふれる躍動感に、わたしたちの体も心も同じように生長させていきましょう。

四季の特徴にうまく生活や感情を順応させていけば、養生になり、体調不良も招きにくくなります。

 

お薬だけで不調をいきなり治そうとしてもなかなか治らないときは、自然界とからだからのサインかもしれません。

今の季節におすすめの薬膳茶、桑の葉と、黒豆のブレンド茶です。

 

ペットボトルのお茶にはない、食材の香りをそのまま楽しむことができます。

桑の葉は、春におすすめしたいお茶の一つ。

黒豆は、血を補い、巡らす効果があります。

 

お茶のいっぷくの時間を、忙しい日々にあえて作ってみませんか?

お茶を入れて待つ時間には、こころの余裕が生まれます。

こころ余裕こそ、春に大切にしたい肝のケアにもなります。

 

身近な食材がお薬になります。

春の清明の時期をゆったり過ごして、桜の季節を楽しんでみてくださいね。

 

お読みいただき、ありがとうございました。