薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

眠れなくなってきたら、お薬の前に薬膳デザートで予防

こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。

 

今日も蒸し暑い日で、日中は汗ばみましたね。

暑くなってくると、そろそろ夜眠れなくなってしまう方おられませんか?

 

ゆっくり熟睡するためには、からだの中に血や水分が必要なんです。

これは、中医学独自の考えですが、もしも女性に多い貧血ぎみな方や生理の量が少な目の方だと、血の量が少ないため、暑くなると眠りにくいのはよくあることです。

 

これからの蒸し暑い季節、熟睡するためには、からだの中に血を溜めていくことが安眠の秘訣になります。

今回は、夏の安眠のための薬膳デザートをご紹介しますね。

 

 

見慣れない食材が並んでいますが、薬膳デザートによく使われる食材ばかりです。

白い食材は、白きくらげ、赤い食材は、クコの実、白い丸い食材は、ハスの実です。

 

全部優しい甘味で、はちみつで味を調えています。

暑い季節に熟睡できないときは、解消方法として、一つはからだに血や水分の津液をたくさん溜め

ていきます。

 

血がからだに多くなれば、自然と安眠できていきます。

甘いお菓子、デザートがやめられない方は、からだに余分な熱がこもりがちですから、気を付けていきましょう。

 

もしも、安眠できない方は、お菓子も薬膳風にされると、からだの調子も徐々に整ってくるはずです。

からだのサインは、それなりに理由があって表に出てくるものですから、無視しないで少しづつ目を向けていきましょう。

 

お読みいただき、ありがとうございました。