薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

便秘、お薬よりある「食べ物」に注目したいワケ

こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中知子です。

 

うなぎの高騰で、私は、たびたび食べることが少なくなってきました。(^^)/

今回は、このうなぎの、あるすばらしい健康効果と便通の関係についてご紹介しますね。

活血(かっけつ)という言葉、あまり聞かれたことはないかもしれません。

わかりやすくいうと、血の巡りのことです。(東洋医学)

 

薬膳では、血の巡りというのは、不調改善の要といっていいくらい、よく出てくるワードです。

血流とほぼ同じ意味合いです。

 

たとえば、便秘でお困りの方、女性は多いと思います。

一例をあげると、色白で痩せ型、お薬なしでは便通がおきない方、いらっしゃいませんか?

 

便通が悪い原因にも、実は血のめぐりが関係しているのです。

血の巡りが悪いと、便通をおこす「気」の巡りも一緒に悪くなっているのです。

 

気や血というのは、常にからだの中で動いていてこそ正常で、そういうときは、便通は自然におきるものです。

痩せ型の方が便秘の場合、そもそもからだの中に、血や気が少ないために、便通が起きなくなっています。

 

一時的にお薬で便通がおきていても、からだの中には気や血がすくないために、根本的には改善されていないことになります。

さて、うなぎの話に戻りますが、普通の食材に、気や血を増やす効果があるのをご存じですか?

 

うなぎの蒲焼も、薬膳料理といえます。

ごはんのお米も、うなぎも両方、からだの中の気を増やし、活血、つまり、血のめぐりの改善に効果が期待できるからです。

 

薬膳料理を日々、からだの状態にあわせて取り入れれば、便通も徐々に自然に起こるようになるかもしれません。

改善に時間がかかる方、以外と早く改善されてる方、体質によってさまざまなことはありますが、

 

お薬にたよりすぎるのはどうでしょう?

そもそもからだの五臓、臓器は、食べ物で良くなったり、悪くなったりするもので、影響はかなり大きいです。

 

日ごろの食習慣、あなたの体質にあっていますか?

体質に合わない食物を、継続してしまうと、便秘の原因を大きくしてしまうこともあります。

 

理想は、自然とおきる便通でよね。

もしも長年の便秘にお困りで、便秘以外に、肩こりや不定愁訴にお悩みでしたら、

国際薬膳師にご相談してみませんか?

 

体調不良のお悩みは、食べ物でからだを整えることから始めてみることをおすすめします。

まずはうなぎの活血、血の巡りの効果で、からだの中から気や血を増やし、便通を整えていきましょう。

 

お読みいただき、ありがとうございました。