薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

術後、更年期、閉経前後の女性の乾燥した体に欲しいある工夫

こんにちは。

国際薬膳師 提中 知子です。

 

11月に入り、季節は立冬、もう暦では冬です。

冬になると、あったかいなべ物やシチュー、カレーなどが

 

やっぱり食べたくなりますね。

最近、スーパーに行くと棚に一人用のカレーがいっぱい売っていますね。

 

先日も、珍しいカレーがあって驚きました。

落花生入りカレー。

 

どんな食材を入れても、美味しくなるのがカレーですよね。

このカレーを薬膳料理に応用できるのをご存じですか?

 

たとえば、更年期の症状が出始めてきたり、

病気や術後の療養中だったり、閉経前後であったりしたとき、

 

こういう時期は、カレーでもひと工夫してみるのは

体調のためにもおすすめなんですよ。

 

特に市販のカレーには、スパイスが多く

からだが乾燥してしまいやすいです。

 

乾燥すると、からだの調子がいまいちになってしまうことが多いからです。

それで、ある工夫をしてみてはどうでしょう?

 

たとえば、市販のカレーのルーに隠し味の食材を足すことです。

これなら、そんなに手間もかからず、味にもそんなに変化なく

 

しかも奥深い味になって美味しくなりますよ。

今回は、スープカレーを作りました。

 

ここで隠し味に使った食材は、牛乳です。

 

牛乳は、女性にとってなくてはならない水分を補う食材です。

これなら、スパイスがきいたピリ辛のカレーにまろやかさが加わりますよ。

 

【食材】

鶏肉、ブロッコリー、ズッキーニ、小松菜、カレー粉、にんにく、玉ねぎ、牛乳。

淡い緑色のグリーンカレーが出来ました。

 

野菜の甘味がきいたちょっぴり甘いからだに潤いを足すカレーが出来ました。

ちょっとひと手間で、ご自身のお体に優しいカレーが出来ます。

 

市販のルーにひと手間食材を足して、からだの反応(体調)を確かめてみるのもおすすめです。

 

今日もお読みいただきありがとうございました。