薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

好きなものを選んで食べていても、冷え、生理痛がよくなった体験

こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。

 

買い物かごに入れる食材って、人の嗜好で、ほんと人それぞれ10人10色ですね。

レジで並んでいると、つい前の人のかごに入っているものが目に入ってきます。

 

パンやスナック菓子、揚げ物やてんぷら、レトルトなどをたくさん、かごに入れておられる方もいれば、

食材ばかりで、手作り派なんだなっと思う方もおられます。

 

毎日食べるものは、意識しないとほぼ同じものになりがちではないですか?

今まで体質改善のサポートをしてきましたが、かなり多くの方に、こんな傾向があります。

 

それは、ほぼ同じ食材を使いまわししておられることです。

当然、同じ食材からは、同じ献立が出来てしまうことが多いです。

 

T様は、ご主人とお二人暮らしです。

その日好きなものを好きに食べておられる、食生活を続けてこられました。

 

そんな中、流産を経験され、不妊治療を受けてもお子さんを授かれないことを悩んでおられました。

ご相談にはじめて来られた時、献立を書いていただきました。

 

 

これは、1日の中のおやつの分です。

流産を経験され、妊活にはナッツ類がよいと聞かれて、食べておられます。

 

この献立を見せていただくと、流産された原因にも結び付くような気がしました。

その日、その時、食べたいものを食べていますという、この一言です。

 

「今まで食事に気を配ったことなんて一度もないです」「料理が苦手です」ともおっしゃってました。

 

それに、体調のお悩みも意識はされていましたが、特に対処まではされていませんでした。

冷えがひどくて、タイツは離せないことや生理の量が少ないこと、かゆみが出やすいことなどでした。

 

「体質改善をやってみます」と言われてから、早7か月がたちました。

 

 

今までは、好きなものを好きに食べていますっとおっしゃっていたのですが、意識もだいぶん変わられました。

T様は、すっかり7か月前の献立ががらりと変わってこられました。

 

今も、好きな食材を好きに自由に食べておられます。

ただ、一番違う点はここです。

 

食べるもので冷えがよくなってきた、。

生理の量が3日で終わっていたのに増えてきた、。

かゆみがなくなってきた、

 

食べ物で体調が変化する様子を、この7か月で学ばれました。

それで、やっと最初の献立が、体調にそのまんまつながっていたことに、気づかれてきました。

 

なぜ冷えがあって、生理の量が少なかったのかも、理由があります。

流産された原因も、冷えや生理の量が関係していたんです。

 

その理由は、毎回、サポートの時に説明をしています。

最初は、薬膳のことや気のことや、血のことも分からない様子でしたが、難しいことはわからなくていいんです。

 

冷えがよくなってきた、生理の量が多くなってきた、こういう「体験」こそ、体質改善が鵜づけられる楽しみです。

東洋医学は、からだ全体を整えていくので、お薬は病院のお薬ではなく、ふだんの食材すべてです。

 

たった少しの食材を毎日食べ続けても、なかなか体は変わりません。

体調に合う食材を食べていけば、早く体は変わります。

 

こうして、栄養のこと、体質のこと、少しづつ毎月サポートすると、みなさん進歩されます。

T様の、現在の献立です。

 

体質改善を始める前も今も、好きなものを食べておられんですよ。

ただ、どんな食材が良くて、どういう献立がからだを温めて妊活にいいのかは、ご自身で分かってこられました。

 

食べ物の嗜好は、自分一人ではなかなか何が良くて、よくないのかわからないので変えられないかもしれません。

それに、頭でわかっていても慣れた味が一番落ち着くからです。

 

もしも体調に心配な点があって、いろいろ試してもよくならないなら、T様のように体質改善はじめてみませんか?

お料理が苦手でも、忙しくても、その方の生活状況に合ったできる方法をマンツーマンでアドバイスしています。

 

お料理の「幅」がどんどん増えていきます。

そして、作ることの苦手意識がなくなり、体調がよくなります。

 

国際薬膳師は、厳しい食事制限は必要ないと考えています。

好きなものも食べながら、家族も一緒に健康になっていく薬膳の体質改善。

 

おひとりお一人の体質、体調、食習慣、ご家族の状況から、できることを少しづつ増やしていくお手伝いをしています。

冷え、尿のお悩み、便通のこと、生理痛のことなどはお薬に最初から頼らず、お気軽にご相談くださいね。

 

お読みいただき、ありがとうございました。