薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

たった二品。からだがなぜか温まってきた薬膳講座

こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。

 

今回の薬膳講座は、初の、午後5時15分の夕刻から開始という、

イレギュラーな講座となりました。

 

仕事を終えて、お腹が空くころという時間に開催なので、

簡単手早く、しかもしっかり冬の寒さ対策にも効果的な薬膳ごはんと薬膳茶をご紹介しました。

 

最初は、薬膳って聞いたことありますか?の質問から。

「知ってます、からだには良いって…。」

っと、聞こえてきました。

 

どうも、薬膳というのは聞いたことあるけど、もう一つ何が良いか、どんな食事なのか、

知らない方ばかりだったようです…。

 

それで、私が質問したのは、こんな話でした。

「みなさんは、健康ですか?」

 

誰一人、手が上がらない…。

それで、

 

「そうですよね、それで当たり前なんですよ~」

「まったく健康な人って、ほぼ、見当たらないものですから」

 

実際、こう問いかけたら、どれくらいの人が、当てはまるでしょう?

朝起きてもお腹が空いていない、便通が悪い、夢を多く見る、疲れやすい、肩がこる、むくみやすい…。

生理の量が少ない、生理の色が黒っぽい、まだまだ上げればきりがないほどです。

 

病院の検査を受けても、数値に異常がなければ、本当にそれで、健康と言えるのでしょうか?

実は、先ほどご紹介したのは、未病といって、もう病気へ向かっているサインなのです。

 

ほとんどの人は、この状態を放っておかれて、いきなり病名を病院で言われたりしてしまいます。

薬膳は、この未病の時に、食事でひどくならないように予防していくことが出来るんです。

 

 

 

 

といった感じで、最初は、自分がいま、どういう状態にいるのか考えていただきました。

それから、今日作る薬膳茶と薬膳ごはんの食材の説明をしていきました。

 

薬膳ごはんは、もう準備しておいたので、お茶碗によそうだけの準備をしておきました。

薬膳茶は、皆様に手順を説明し、作っていただきました。

 

たくさんの食材を切ったりしている時間はなくても、結構、楽しんで会話しながらすすめていただきました。

出来上がったのは、こちらです。

 

テーブルから落ちそうです。(^^)/

黒米や長芋、栗を入れた、混ぜご飯とシナモン黒糖紅茶です。

 

 

こちらは、シナモン黒糖紅茶を、作っていただいているところです。

紅茶の葉が、開いていく様子に、少し感動されているようです。

 

シナモンの良い香りに、しばらく感動されていたみたいです。

こんなゆったりとした時間、なかなか普段はないみたいで、忙しい日々を送っておられます。

 

数分もあれば、出来上がりました。

簡単にできるものです。

 

ほぼ、スーパーにある食材ばかりで、作っていただいていますから。

次は、試食タイムです。

 

炊きあがった、薬膳ごはんに、「おいしそ~っ」て聞こえてきましたよ。

 

 

黒米がほんのり紫色。ほかほかのごはんです。

黒米のほかにも、長芋と栗がもっちり、黒豆も入っています。

 

 

 

美味しい~。来てよかったね。

こんなうれしい言葉が、耳に入ってきました。

 

いかがでしたか?

たった60分という短い時間でしたが、からだにすーっと入って、気持ちが十分満たされた時間を過ごしていただきました。

 

なんだかよくわからなかった薬膳も、試食していただき、身近なものに感じていただけたのではないでしょうか?

印象的だったのは、「からだが温かく感じます、来てよかったです」っとおっしゃっていた方がおられました。

 

これまで出会ったことのない薬膳ごはんと薬膳茶、いかがでしたか?

食べて美味しくて、からだもいつの間にか温まれば、もうそれは本当の薬膳なんです。

 

高価な健康食品を通販で頼んで飲んでも、なかなか健康には近づいていかないものです。

薬膳は、身近な食材を食事にどんどん使っていくから、健康に近づけます。

 

それにお財布にもすごく優しいので、負担がかかりません。

食べておいしい薬膳に、健康に自信がなくなりかけている多くの女性にこそ出会っていただきたいと思います。

 

薬膳講座は、滋賀県内なら出張させていただきます。(京都市も可能な範疇かも?)

一度お問合せいただきましたら、どんな内容にするかなど一緒に考えさせていただきます。

 

寒い中でも、気持ちが温まった薬膳講座でした。

皆様から笑顔がたくさん見られて、こちらも楽しい時間になりました。ご参加ありがとうございました。

 

お読みいただき、ありがとうございました。