薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

めまい、耳鳴りは怖くない。体質改善7か月

こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。

 

昨年の9月2日に、はじめてサロンへお越しくださったU様です。

毎日毎日超多忙の仕事中心の生活の中で、U様は、体調不良にどう対応していけばいいか、

考える時間もなかったようです。

 

ですが、仕事を思い切って少しセーブされ、その空いたお時間を、今は、有意義に過ごしておられます。

今は、週の半分、つまり、仕事がお休みの日を、薬膳日和として体質改善真っ最中なのです。

お仕事をされていた時は、不調は当たり前の日常だったようです。

耳鳴りやめまい、肩が上がらない、便秘と下痢を繰り返しなど、誰しもこういうことはあるかもしれませんが、気分はふさがりがちですよね。

 

体質診断 令和4年9月2日

 

では、U様の体質改善は、いったいどんな状況なのか、お話しますね。

暗闇のトンネルの先に、明るい光が少しづつこちらに迫って見えてきているような状況です。

 

耳鳴りやめまいは、ほぼ、現在は感じないっと、おしゃっています。

右肩と左肩が上までしっかり上がらない状態も、少しづつですが毎月良くなっておられます。

 

春先になると下痢をしやすいっとおっしゃっていましたが、今は、軟便にとどまっているようです。

総合的にみると、7か月間、週に3日の薬膳の献立を作っていただいている成果が、

出てきているといっても良いです。

 

薬膳をはじめるまで、朝は、決まって納豆ごはんで済まされていたようです。

でも、納豆は、体質にあまり合わないということ。

 

もっと他に食べていただきたい食材があるので、毎月順番にいろいろな食材をおすすめしたりしてきました。

今では、食べ慣れていなかった食材もたくさん朝から、食べておられます。

 

令和5年4月

令和5年5月

 

見てお分かりかと思いますが、4月と比べて5月は、右肩の上がり具合が良くなっていますね。

いい調子です。

 

最初は、薬膳の献立なんて作れないかも~っと、不安な様子でしたが、今では、すっかり、

献立も薬膳に変わってこられ、「慣れる」って案外時間の経過とともに出来るものなんです。

 

この調子でいけば、徐々に胃腸の調子が良くなり、気や血の量が増えて、要らないもの、つまり血や水の滞りも少なくなって、さらに肩の調子は良くなると思われます。

50代の女性のからだは、気や血など大事なものが足りなくなると、不調が顔を出します。

 

U様が少しづつご自身のお体を大切にしていかれるよう、今後も引き続き献立づくりのアドバイスを毎月続けていきたいと思います。

 

お読みいただき、ありがとうございました。