薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

お茶のふるさと、以外にも、ここ滋賀県です

こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。

 

昼夜の気温の寒暖差が大きい昨今です。・

お茶は、京都の宇治や静岡県が産地としてとても有名ですが、…。

 

実は、滋賀県がお茶の発祥の地とご存じな方はどれくらいおられるでしょうか?

そもそも、遣唐使として平安時代に中国に渡った「最澄」が、茶の種を持ち帰り、大津市の坂本に植えたことが由来しているようです。

その伝説のお茶畑が、今も京阪坂本駅の近くに残されているようです。

 

最澄が渡った唐の時代は、「孫思ばく」という高い医学の知識を有していた医学家が、本草、食療、臨床、養生に詳しい「備急千金要方」びきゅうせんきんようほう、という医学書を残しています。

この医学が、薬膳(料理)の基礎になっている中医学(ちゅういがく)という東洋医学です。

 

薬膳とお茶は、きっても切りはなせない関係です。

薬膳と言えば薬膳茶というくらい、飲んで体調不良を癒したり、いのちの養生をします。

 

薬膳では、お茶と言えば、茶葉だけでなく身近な多種多様な食材を用います。

たとえば、果実なども使って美味しい薬膳茶も作るくらいです。

 

お茶好きなので、滋賀県甲賀市の土山や信楽のお茶の産地も何度か尋ねたことがあります。

土山町に入ると、お茶畑が広がっているのを目にしたとき、同じ滋賀県でも景色が随分違うなと感じたものです。

 

土山の丸吉さんというお茶屋さん。

 

10種類のほうじ茶の中から、好きなお茶を3種類選び、味や香りの嗅ぎ分けができます。

ほうじ茶のこくのある味に、煎茶とはまた違ったほうじ茶の世界に魅了されました。

 

 

お茶をゆっくり口に含むと、ほうじ茶の濃い味の新感覚な美味しさに包まれた気がしたのを覚えています。

アイスクリームもほうばって食べました。

 

お茶の世界は、たどれば薬膳のふるさと、中国から来ています。

のどかな滋賀県に訪れると、薬膳をもっと身近に感じられるかもしれません。

滋賀県に来られたら、お茶のふるさと、日吉大社、土山、信楽、そして薬膳サロンつむぎへもお訪れてみてください。

 

薬膳サロンつむぎでは、地元高島の黒豆や黒米などの雑穀を原料に、薬膳茶や薬膳ラテを作りました。

きれいな空気、水を受けて育まれた雑穀のちょうどいい美味しさと、ちょうどいい体質改善をお届けします。

 

茶葉、食材の栄養と効能を生かした薬膳茶、薬膳ラテはこちからからご紹介しています。

漢方の要素も取り入れた、ほっとする味の薬膳に、出会ってみませんか?

 

お読みいただき、ありがとうございました。