こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
五月に入り、山々の木々の若葉が日に日に芽吹いて鮮やかに映えてきれいですね。
今朝は、雨が降り、少し肌寒いです。
ところで、雨が降ると頭が重い、また、お腹が空かないなど体調に小さな異変を感じることありますか?
これは、雨の湿気が肌から侵入することと、もともとからだの中にある巡りの悪い水分が一緒になって、体調を崩す原因になっていることが多いです。
薬膳では、自然界の季節の影響を、自分のからだがどのように影響を受けているかも考えながら、献立をたてていきます。
今朝は、タコ、みかんのニンニク風味のサラダを作りました。
タコは、性質でいうと、とてもからだを冷やす性質です。
もともとからだにいらない水分が溜まっている方が、タコをそのまま食べてしまうと、
お腹が痛くなったりすることがあります。
これは、タコの冷やす性質で、からだが余計に冷えてしまうことが原因です。
今回は、ニンニクを少量の油でゆっくり炒めて、そのニンニクを使ってドレッシングを手作りしました。
ニンニクは、からだを温めてくれる性質があり、タコの冷やす性質を少し緩めてくれます。
薬膳料理は、美味しそうな料理はもちろんのこと、日々移り変わる繊細なからだに合わせて、
食材を選んだり、献立を考えたりします。
つまり、日々、傾いたバランスを元に戻そうとするために体質改善している、そんな気分です。
薬膳にご興味のお持ちの方で、不定愁訴でお悩みの方(日本語が通じる女性のみが対象です)は、国際薬膳師に、一度ご相談してみませんか?
お読くださり、ありがとうございました。