こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
二人とも、50代半ば。
1年ぶりに、友人が、「ごはん行かない?」っと、誘ってくれました。
それで、新しいカレー屋さんを紹介しました。
雑木林に囲まれた静けさが魅力のカフェ。
友人は、「突然、髪の毛が抜け出して、円形脱毛症になってしまったんよ」っと、言います。
「病院で頭に直接注射する方法で、少しづつ回復してる」っと、本当は言いたくないだろうけれど、
話してくれました。
友人は、ご主人のお母さんと今も同居し、嫁姑の難しい関係を続けています。
一方、私は、同居していた夫の両親の介護を終わり、今は、気楽な身分。
環境ほど、からだに影響を与えるものはない気がします。
更年期になると、からだの血が相当十分でないと、血によって養われている臓器が、
十分に動かなくなり、結果的に、お肌や髪に自分としては、
受け入れられない順調な「老化」というサインをまざまざと示してくるものです。
薬膳を学び、15年ほど、それなりに料理も変わってきました。
薬膳料理は、続ければ続けるほど、老化のサインを弱めてくれるという小さな希望を
示してくれています。
自分の50代半ばという年齢を否定せず、しっかりと受け止めれば、これからも、ずっと薬膳料理を
口にしていきたいと思えてきます。
からだを温める根本の腎を強くする「えびとかぼちゃのお粥」
髪、肌、思考に大切な血を増やす「ほたて、クコの実入りの茶碗蒸し」
また一緒に、「ごはんに、行こう」って誘われたなら、ちょっと勇気だして、
薬膳料理って、どんな効果が期待できるか、
誰にでも、スーパーの食材で出来る食事ということ、
1週間に3日、続ければ十分ということ
静かに、話してあげたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。