薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

疲れ切った頭と心の熱をこのお茶で冷ませば…

こんにちは。国際薬膳師 提中知子です。

 

気づくと、一日中スマホ見続けて、疲れ切っていることにさえ気づいていない…。

そんなことありませんか?

 

目、耳から入る情報って、からだの血、きれいな水分を消耗するって知っていますか~?

特に、目と心が疲れたときは、薬膳茶でリラックスできる時間をどうぞ。

 

今日は、3つの食材でお茶をいれました。

菊花、黒豆、緑茶です。

 

【分量】カップ2杯分

菊花:小さじ1

緑茶;小さじ1 滋賀甲賀産

黒豆:小さじ1 煎り黒豆

お湯:400cc~500cc

 

分量は、お好みで結構です。

飲みやすい分量で自由に調節してください。

 

菊花は、きっかと読みます。

薬膳は、キク、乾燥したキクの花をお茶にする習慣があります。

写真の黄色い花のつぼみです。

 

菊花は、昔から、不老長寿の花として珍重されてきたんですよ。

乾燥しているので、一年を通して保存できてご利用いただけます。

冷蔵庫の野菜室に保存しておけば、香りも持続させることが出来ます。

 

夏の季節は、身体が暑い、気持ちが高ぶりすぎる、湿疹やのどの痛みなど、

身体に外から入った暑さの邪気が悪さをするので、

不調が出やすくなります。

 

 

 

緑茶と菊花で清々しい香りが鼻にすーっと抜けていくようです。

ちょっと高貴な香りというか、これは、菊花の香りです。

飲んですぐ、静もる感じが気のせいか、します。

黒豆は、煎り大豆のおやつが売っているので、代用されても十分です。

黒豆の甘味があると、飲みやすいですから入れました。

薬膳茶になれていない方は、飲みやすいように何でも入れてみると良いですよ。

 

香りのよいお茶は、からだの気を巡らせて、冷えも予防できるからおすすめします。

お身体の養生、大切ですよね~。

 

疲れ切った頭と心の熱を、このお茶で、冷ませば、

身体の陰陽バランスが微調整もできて、元気を取り戻せますよ。

 

お読みいただき、ありがとうございました