こんにちは。
国際薬膳師 提中 知子です。
30代のTさんから喜びの連絡が入りました。
「今月の生理は、先月と違って量が多くなってました。5日間ありました。とっても嬉しかったです。」って。
Tさんは、今妊活中です。
先月は、いつもの生理の量が一気に少なくなってとても心配されたんです。
それで、こんな質問されました。
「なんで、今月は少なかったんですか?」っと。
それで、こう答えました。
「おそらく仕事が忙しくてストレスがいつもより多かったって言われてましたね」
「中医学では、生理は、肝のはたらきが大きく関係しているんです
「ストレスを受けると、肝がからだに気を巡らせることが出来なくなって、それで月経の量も少なくなったことが関係していると思いますよ」と。
生理が、来る来ない、また、生理の量が多い少ないなど、すべて肝のはたらきの良し悪しに影響されています。
からだの肝は、疏泄(そせつ)という働きがあるからです。
これは、気の巡りによって、精神や情緒の安定を維持したり、水分の巡りを良くするはたらき。
それに、血の巡りも良くしたり、消化吸収を促進するはたらきもあります。
すべて、肝の疏泄のはたらきに関係しています。
これだけ、からだにとって、なくてはならない働きを肝は、になっているんです。
いかに肝が大切なのか、わかっていただけましたか?
それで、T様には、妊活中に、生理の状態を整えましょうっと提案したんです。
これまで、生理の量や色、塊がないかなどには、全然興味を持っておられなかったようです。
今は、自分のからだと生理の様子にも目を向けておられます。
妊活中であっても、出産後であっても、生理はからだの中を即、表してくれるありがたい存在。
生理を見直すことは、食事を見直すことに等しいです。
生理も整っていないのに、専門的な不妊治療だけに目を向けてもまったく妊娠に近づきません。
これに気づいていただくと、妊娠への近道になると思います。
妊活中でなくても、生理のことで、もしもお悩みなら、国際薬膳師へお尋ね下さい。
体調と食事のご相談室「かりんるーむ」でお話しをお伺いいたします。
ご予約制ですので、まずはご予約ページからお申込みください。
病院へいってもお薬もない、こんなお悩みでも可能です。
ひとりで悩まず、未病のこと、不定愁訴のお悩みは国際薬膳師へお尋ねください。
お読みいただき、ありがとうございました。