薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

胃腸の調子がちょっと…のお悩みは、胃腸でないかも?

こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。

 

今回は、胃腸の不振のお悩みについてご紹介します。

最近、たくさん食べられなくなったっとおっしゃる、A様です。

 

見た目の印象は、小柄で、色白の方です。

胃腸は食べ物を最初に受け付ける場所です。

 

胃腸が元気な方は、たくさん食べられます。

それに、たくさん食べても、次の食事の時間にはお腹が空いています。

 

食べられなくなってきたなら、食べすぎの影響もあるかもしれません。

ですが、これ以外に、他の原因もありますよ。

 

胃腸の消化吸収には、中医学の場合、胃腸の他に、腎、脾、肝などいろいろ臓腑が関係しています。

女性で多いのは、貧血ぎみの方に多い、肝の不調です。

 

貧血症状はなくても、生理が少ない、生理の周期が40日などの長めの方は貧血ぎみの傾向があります。

生理の量はどれくらいありますか?

 

2日目でも、量が少ない方は、肝にたくさん血が貯蔵されていない血虚体質の方です。

胃腸が病んでいるなら、胃腸の薬と考えがちですが、肝を元気にしてみると解消されることがあります。

 

肝を元気にする方法の一つは、貧血を改善していくことです。

レバーなどがおすすめですが、胃腸の弱い方はレバーが合わない方がこれまで多くおられました。

 

レバーの食べ方は、胃腸が弱い方は、食べ方、調理法など工夫がいります。

知らずにレバーがいいからと、食べ続けても貧血が解消されないのは、よくあることなんです。

 

肝を元気にすれば、胃腸の悩みが解消されるきっかけになります。

肝を元気にするには、体質改善で個別に体質の状況に合わせて、食材を順番におすすめして解消につなげていただいています。

 

お一人お一人の食習慣や生活スタイル、食の好みに合わせて、食材の摂り方をアドバイスさせていただきます。

1年もすれば、胃腸の状態も良くなっていただける方が、これまで多くおられました。

 

胃腸は、栄養を作る大本です。

一番大事な臓腑でもあるので、自己流で偏った食材中心の食事はかえって悪くなってしまう場合もありますので気をつけましょう。

 

胃腸が元気なると、芋づる式に不調が摂れる方がこれまで多くおられました。

太って困っておられた方は、痩せてこられます。

 

痩せて困っておられた方は、体重が増えてこられます。

胃腸はからだの土台だと、つくづく感じています。

 

中医学、薬膳の予防医学が初めての方も、一度出会ってみませんか?

ひとりでお悩みの女性の方にとって、健康への架け橋となれると嬉しく思います。

 

ご相談は、かりんるーむでお話しをお伺いしています。

個人が特定されないよう、ご希望に合わせて配慮させていただきますので、どうぞ、ご安心ください。

 

お読みいただき、ありがとうございました。