こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。
春の訪れを告げるかのように、小鳥のさえずりが耳に心地よく聞こえてきます。
立春を過ぎ、日差しがだんだん温かくなって、小春日和。
小鳥が、レンガのうえに自分の居場所を見つけました。
小鳥のさえずりは耳にとても心地いいものです。
気持ちがゆったりとして、いつまでも聞いていたいそんな気分になります。
ですが、逆に、耳鳴りは全然心地よいものではありませんね。
もしも耳鳴りがいつも耳の奥でなり続けているなら、それは、中医学では腎と関係の深い肝の調子も心配です。
腎と肝は、とても影響しあう臓腑と言われているからです。
特に女性は、腎も大事ですが同時に、肝も大事です。
腎は、元気という気を全身に配り、からだを温める根本なんです。
耳鳴りがいつも奥で鳴っている方は、腎に元気の気や血が少ない傾向にあります。
耳鳴りは、からだの大本の腎の不調がからだの外に現れている状態です。
と同時に、腎と関係しあっている肝の不調も隠れていることが多いです。
春は肝を大切にしていけば、突然の病も避けていくことができますよ。
病院のように、肝臓の数値を直接図ったりはしなくても、肝が元気かどうか判断できる方法があります。
それが爪です。
生理が少ないお悩みでサポートしているT様の爪は、爪に縦の線がたくさん入っています。
T様ははじめて爪と肝がつながっていることを学ばれました。
これまで、なぜ爪に縦の線が入っているのだろうと不思議だったそうです。
みなさんも、爪を一度観察されてみるとよいと思います。
T様は、35歳ですが生理の量が少なく、爪に縦線が入っておられました。
これまで、ダイエットもされていたので食事から栄養不足のサインが爪に現れていました。
検査などしなくても、肝と腎はつながっているとか、肝の調子は爪に現れるとか、
アナログ的な観察方法でも十分、からだが健康かどうか判断できてしまうのが中医学で面白いと思いませんか?。
爪が白くなってきた。
爪が割れている。
こんな爪の状態なら肝も肝とつながっている腎も不調のサインを出しています。
一度ゆっくり、爪がきれいかどうか、割れていないかどうか観察してみましょう。
春は季節の変わり目から体調を崩しやすい季節です。
病院へいっても、異常がないけれどからだがだるいなど、不定愁訴でお困りであれば一度ご相談ください。
初めての方は、かりんるーむでご相談いただけます。
遠方の方は、ズームのオンラインで対面で相談させていただけます。
お読みいただきありがとうございました。