薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

今月の生理、からだの内側をそのまんま映しているかも?

こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。

 

毎月の生理で、大事なことって知っていますか?

生理が来るときは、日数、色、量、塊などしっかり観察していますか?

 

28日周期より今月は早かった、色が少し黒っぽい、量が年々少ない、塊が見られるなど、そういう状態はどんなサインか知っていますか?

これらは、からだの健康な状態とは言えないですよ。

 

中医学では、生理をじっと観察するだけでも、病院の検査に劣らないくらい、体調を読み取ることができます。

たとえば、生理の量が黒っぽいのは、きれいな血が少なくなって、どろどろとした汚れた血のサインです。

 

どろどろの血では、妊娠を望まれている人なら、妊娠の可能性が低くなります。

また、量が少ないなら、からだに冷えがあったり、からだが温まりすぎている可能性もあります。

 

中医学では、陰と陽のバランスがちょうどいいときに、生理の状態が良くなりますよ。

妊娠を望まれているなら、また、更年期の不調を予防したいなら、陰陽のバランスを整えることはとても大事です。

 

からだって不思議ですが、何かしら病気が隠れているときは、生理に異常が出やすいです。

からだが冷えている人は温める、からだが温まりすぎている人は冷やすなど、過ぎていれば平衡に戻します。

 

生理を整えていくには、意外かもしれませんが胃腸から整える方法があります。

胃腸の整え方は、薬膳では、消化の良いものを食べます。

 

特に、胃腸を冷やす生ものを食べる習慣のある方は、生理にも変調が出やすいです。

もしも、生ものを食べる習慣があるなら、控えましょう。

 

からだは案外早く結果を出してくれますよ。

今日食べたものも、明日の体調に影響しますから。

 

閉経寸前の方も、いまさらと思われるかもしれませんが、生理に気を付けていきましょう。

食べ物が体に合っていると、何か月ぶりにでも突然くることもあります。

 

生理に無関心なら、怖い病気を呼び込んでしまうことになります。

生理の状態を不調や病気の予防にどんどん役立てましょう。

 

生理のことで、お悩みがあればどうぞご相談ください。

中医学(東洋医学)から、ご相談にのることができますのでお問合せ下さい。

 

お読みいただきありがとうございました。