薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

鉄分が食べ物で補え切れないのは、なぜ?

こんにちは。国際薬膳師  提中 知子です。

 

40代後半から50代は、女性なら誰でも、大きな病気にはならなくても

小さな不調くらい、いくつも抱えているのは当たり前です。

 

鉄分を補おうとしても、なかなか補えない…。

そんなお悩みを抱えておられるなら、いきなりほうれん草をたくさん食べてしまわれませんか?

 

もしも、ほうれん草を食べても、鉄分を補えきれないなら、それは、胃腸が消化吸収できていないかもしれません。

ですが、薬膳の場合で鉄分不足を解消する方法を考えてみますね。

 

まず鉄分、つまり中医学では血を補う場合、その人の体質にまで考えます。

たとえば、胃腸が虚弱で、食欲が旺盛でない女性の場合、ほうれん草をたくさん食べることが、鉄分を補う正しい選択とは言えないわけです。

 

そのほうれん草を食べる人は、どんな体質の人かによって、鉄分をどうやって補っていくかも違ってきます。

ただ、鉄分を補うことは、女性にとって大事なことです。

 

中医学では、鉄分とはいいませんが、血不足の体質だと、めまいや頭痛、肩こりなど不調になりやすいからです。

そして、血不足の体質の人は、婦人科疾患や大きな病気にもかかりやすいからです。

 

薬膳は、食材の効能を見分けると同時に、食べる人の体質をきちんと調べてから、その人にあった食材の選び方や調理法もアドバイスしていきます。

なかなか深い話なので、ここではお伝えしきれませんが、自分のからだがどういうサインを出しているのか、そのサインは良いのか反対に良くないのか、病院の先生からはあまり聞くことが出来ません。

 

病院は、検査結果が大事で、食べ物との因果関係にまで丁寧にアドバイスはありません。

一方、薬膳は東洋医学の営養学なので、食べ物との因果関係をきちんと見出していきます。

 

サロンでは、女性の方の病院にいくほどでもない不調を和らげていく食事改善のサポートをしております。

ご興味があれば、ホームページの相談で、気になる不調のこと話してみませんか?

 

お読みいただき、ありがとうございました。