こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
47歳のA様は、まだ小学生のお子様がおられるお母さんです。
いつも大家族8人分の料理を作っておられ労力も相当なものだと思いますが、ご自身のおからだにもいつも目を配っておられます。
一番最初に来られたのは、令和2年11月18日。
ちょうど、2年前、遠方から新幹線ではるばるおこしくださいました。
その時、このままだと体力が弱ってしまうので、子育ても落ち着いてきたので、
自分のからだとしっかり向き合おうと思います、っというような言葉をおっしゃいました。
薬膳で体質改善されてから、もう2年間。
お体はどう変化してきたのでしょう?
もともとの疲れてダウンしやすいお体は、改善の兆候が見られてきたのでしょうか?
一番のお悩みは、ダウンするとき、必ず過食傾向になり、それに下痢をしてしまうことだったようです。
今では、過食することはほぼありませんっとおっしゃっています。
2年間のうちでは、食欲を抑えきれなくて、甘いものを食べ過ぎてしまわれることもありました。
ですが、もともとダウンされてしまいやすいのは、生命エネルギーの気の不足でした。
中医学では、この気は、体温の維持に役立ったり、肌の表面にあるウイルスなどから皮膚を守ったり、生きていくには必要なもの。
この気は、もっている体力以上に考えすぎたり、動きすぎたりすれば、消耗が激しくなり、結果虚弱な体質になります。
A様は、大家族の家事、育児の影響もあって、大事な気の不足から、ダウンすることが多くなっておられたのです。
この2年間、栄養アドバイスに沿って献立を作られていても、改善が目に見えてすすむほど、順調ではありませんでした。
成果がでずに、逆にからだがしんどくなったりして、あきらめそうになっておられたこともあったと思います。
ですが、毎月、毎月体質改善の様子を観察していると、1年半を過ぎたころから、転換点が現れ少しづつ安定してこられました。
先月のヒアリング(令和4年10月28日)では、うれしい感想をくださいました。
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この2年間で、ダウンして動けなくなることは、だんだん少なくなってきました。
出産後、体重が減っていたときと同じ体重ですが、以前は、めまいがしてふらふらでした。
今は、何とか動けているので、継続って大事だなっと感じています。
A様は、基本はご家族と同じ食材を使いうまくアレンジして、ご自身に合う献立を作っておられます。
外食しても、からだに合う食材がたくさん入っているメニューを選ばれるほど薬膳中心の食事に変化されています。
「学ぶことが大好きで、それに、毎日いろんなことをこなしていくことに心地よさを感じます」
っと、日々目標をもって過ごされている様子が印象的です。
虚弱な体質を変えていくには、体質に合った食材を知ること、調理法を知ることです。
そうるれば、理想に描いていた健康的なからだは、日に日に近づいてくるものです。
元気をなくしてしまっているお母さんから、今は思い描いていた笑顔のお母さんになっていかれています。
食べることは、自分育てかもしれません。
A様のように、ご自身を大切にすれば、きっとご家族の気持ちにも良い影響があることでしょう。
家族も元気です!っと笑顔のA様は、薬膳流の献立でますます明るい未来を創っていかれると思います。
A様のように、40代、50代は、からだの変化が出やすい時期です。
もしもお薬もない、飲んでも良くならないなどの不定愁訴のお悩みがあれば、一人で悩まずにホームページのお問合せからメッセージをくだされば、回答させていただきます。
お読みいただき、ありがとうございました。