こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
今日は、最近私が体験した不思議なこと、もちろん不調のお話ですがしますね。
手って一目でだいたい年齢がわかるものですよね。
手は毎日当たり前に動かしていますが、もしも痛くて、思い通りに動かなかったら、大変ですよね。
12月から、約1か月も、左手の中指に異変を感じました。
痛いとかそういう痛みではなく、少し腫れていて、手の関節を曲げにくく感じていました。
押さえるとぶよぶよしている感覚でした。
小さな小さな不調は見逃しやすいですが、どうして手の関節が腫れるのかいろいろ考えていたとき、あることを思い出しました。
それは、11月後半から、たまにDIY をしていたことが原因だと思っていたんです。
楽しんでDIYをしていたのですが、季節は冬。
寒い中、もちろん風を受けないように帽子をかぶっていましたが、結構長時間外で作業をしていたんです。
よく風邪もひかなっかったなっと思うくらいでした。
人のからだは、もしも気という免疫力のようなものが多ければ、寒い中作業をしても、何にも不調は出ないものです。
でも、もともと私には、気の量が多くない体質から、寒い風の風邪という病気の原因が、からだの中に侵入してしまったんだと考えられます。
風邪、はじめて聞かれると思いますが、中医学では、この風邪(ふうじゃ)が原因でいろんな不調が出ることがあるんです。
関節が腫れて、曲げにくくなったのは、おそらくこの風邪が気や血の通路にふさがり、気や血が通らなくなったことが原因と思われます。
知人に言うと、「病院へ行った?」っと聞かれました。
でも、病院へいったとしても、薬では治らないでしょうから、行ってはいませんけど。
それで、気になっていた中指の腫れですが、約1か月もひどくもならず、腫れもひかず、ずっとしばらく居座っていたんです。
ですが、あっけなくも解消することになりました。
腫れがすーっと引き、今までのように関節に違和感がなくなり、曲げられるようになりました。
9割ほどは、良くなりました。
薬も飲まず、どうやって腫れを治せたのかは、それをお伝えしたいと思うんです。
ヒントは食事です。
食事というより、1杯のスープがきっかけでした。
もっと早く気づいていれば、よかったのですが、。
そのスープについては、次回の記事でご紹介したいなと思います。
症状に対し、原因を見つけ、どんな食材と食材をどういう調理法で仕上げて緩和させていくか、そういうふうに逆算して調理をしていく薬膳料理は、毎日の楽しみの一つになっています。
変わった趣味のようですが、薬膳は普通の食材を使いますが、そのときの体質と不調などから、ぴったりなものを配合していきます。
しっかり原因をみつけられれば、案外病院へ行かずとも小さな不調などは自然と治癒もします。
食材は、からだが一番好きな自然の治療薬のような気がします。
次回の記事で、ご紹介するスープ、どうぞお楽しみに。
お読みいただき、ありがとうございました。