こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
そろそろ花粉の飛散情報が聞かれるようになりましたね。
今年もまた花粉で鼻がズルズルする~っと困っておられませんか?
花粉症でお悩みの方に多い体質に、気の不足、血の不足の方がおられます。
わかりやすく言いますと、中医学では、
肌の内側には、花粉などの邪気が侵入されないための防衛、つまり防衛する「気」が
張り巡らされているといわれます。
簡単に侵入されないように、守ってくれているんですよね。
でも、もしもこの防衛の気が少ないとどうでしょう?
簡単に口や肌から花粉が入ってしまいます。
今回の薬膳料理は、花粉症だけでなく、お肌が弱い方向けの薬膳ごはんです。
花粉症だけに目をむけてしまうより、体質そのものを整えていけば、症状は和らいでいくと、
薬膳ではいわれていますので、参考にしてみてください。
「黒米とたこのもちもちごはん」
たこと黒米が同色で、たこが、見えない~!。
黒米が入っているのは見えますよね。
紫色のきれいな色あいが、とても食欲をそそります。
黒米にうるち米、もち米を加え、長芋、たこ、レンコンを一緒に混ぜて炊き上げました。
食感は、もち米をいれているためもちもちして、さらに長芋とたこも入れ、もちもち食感満載です。
花粉症予防などに必要な肌を強くするには、薬膳では胃腸を整えていくことが大事です。
そして、胃腸と肌に関係する肺や腎もあわせて体質改善していくことも大事になります。
薬膳では、食材の温める、冷やすなどの性質や、どの臓腑(臓器)を養うかなどから、不調に合う食材を選びます。
今回の薬膳ごはんも、肌を強くするために食材の効能などから選び配合してみました。
【食材】
お米 脾(胃腸)
もち米 脾、肺
黒米 脾、腎
長芋 脾、肺、腎
たこ 脾、肝
レンコン 心、脾
生姜
だし汁
酒、塩
花粉症やお肌の湿疹でお悩みだった40歳のF様は、1年で体質が改善され、花粉症が随分和らいだ体験をされました。
たった1年でもあなたの体質に合う食材を知り、調理法を学べば、からだから不調の原因は減ってきます。
F様は、車の免許も習得され、今では、仕事や趣味の絵画もされ、笑顔あふれる日々を送っておられます。
美味しい薬膳の献立づくりをお一人お一人にサポートしています。
家族も一緒に食べられる献立で、からだもこころも整え、新しい未来を笑顔いっぱいで送ってみませんか?
お読みいただき、ありがとうございました。