こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
今日も日中の暑さが厳しかったですね。
体質改善を3年半継続されてきたS様は、先日振り返ってこうおっしゃいました。
「薬膳をはじめてから、夏の暑さがあまりこたえなくなりました。
それまでは、暑さが苦手でした。」
これって、深い意味が隠されているんですよ。
暑さというのは体質次第で、もっと熱く感じたり、そんなに熱く感じなかったり、
体感が変化するものなんです。
S様は、薬膳で3年半前と食事の献立が一変されました。
からだにきれいな水分がたくさんできるように、胃腸が良くなってこられて、
結果、この猛暑でも、山の風のおかげで冷房なしでも過ごせるようになったとおっしゃっています。
暑さに対抗できる強いからだを作るには、一つは、からだにきれいな水分をいつもたくさん補う献立をつくることです。
一般的には、からだに汚れた停滞した水分をたくさんもっている、体調に心配がある方が多いんです。
真夏でも、S様は、1日に2,3回便通もあり、食欲も衰えず、よく寝られるようです。
こんなこと、なかなかありえないですよね。
たった3年半でも、体質に合う献立を増やしていけば、猛暑でも元気に過ごしていくことが出来ます。
今回、ご紹介する薬膳料理は、イノシシ肉を使った、きれいな水分を補う簡単薬膳料理です。
イノシシ肉、みなさんは食べたことがありますか?
イノシシ肉は、あっさりとした風味が特徴です。
食べた後も、胃腸がすっきりする感じがします。
今回は、イノシシ肉を玉ねぎと一緒に煮込んで、どんぶりにしました。
食感は、少し硬めなので、歯が心配な方は小さく切ると良いと思います。
薬膳って、なぜイノシシ肉も食べるのでしょう?
これには理由があります。
それは、牛肉、鶏肉、豚肉にはない栄養が、たくさんイノシシ肉にはあるからです。
きれいな水分を補うといいましたが、水分は、お茶や水分飲料など以外でも、補うことが出来ると考えられているからです。
イノシシ肉を食べれば、夏の猛暑でなくなりがちなきれいな水分を、しっかり補っていくことが出来ます。
特に、更年期の女性は、徐々にきれいな水分が少なくなっていろんな不定愁訴を抱えがちですから、このイノシシ肉はお薬のようなものです。
イノシシ肉をもっと食べて、不調の少ないからだを作っていきましょう。
薬膳は、高価な漢方薬のようなものは食べなくても、普通の食材だけで、ゆっくりと体質改善していける食事です。
S様のように、真夏でも元気すぎる体調を維持できる薬膳を取り入れてみませんか?
マンツーマンで、あなたの体質に合った献立方法をサポートさせていただいています。
ご興味があれば、ホームページからお問合せください。
イノシシ肉と玉ねぎのどんぶり
【食材】
イノシシ肉
玉ねぎ
みょうが
醤油
砂糖
塩
お読みいただき、ありがとうございました。