薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

更年期の肩の痛み。3か月のビフォー&アフター

こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。

 

1か月ぶりに、サロンへお越しくださった55歳のU様です。

痛みがあった腕の上がり方は、先月よりもさらに、すーっと上まで上がってこられています。

 

この1年間、U様が続けてくださったことは、薬膳の食事、薬膳料理です。

薬膳?って、あまり聞かれたことがない方もおられるかもしれませんね。

 

何か良く知られていない、高価な食材や美味しくなくても特定のものばかりを食べておられたのでしょうか?

そんなことはありません。

 

「美味しいものを作るために時間をかけるタイプではないです」っとおっしゃっていたU様です。

仕事をしながらからだに良い食事に気を配ることは、そう簡単ではありません。

 

なので、肩の痛みに原因している気や血の停滞を改善していく献立を、どうやってたてればいいか、簡単に出来る方法を毎月お伝えしてきました。

1年前、体質改善を始めるまで、U様の朝ごはんには、納豆とごはんが多かったのです。

 

ちょっとご紹介しますが、納豆は体に良いのに、今では、納豆はそんなに出てきません。

そんなに納豆は必要ありませんよとお伝えした代わりに、肩の気や血の巡りをよくする食材を、たくさんお伝えしてきました。

 

我慢ばかりの食事だと勘違いされやすいですが、薬膳は、あらゆる食材、お肉も、野菜も魚を食べます。

好きな食べ物を少し減らしていただくこともありますが、新たに好きになってもらえる食材に出会っていただくこともこのコースの特徴です。

肩の痛みの原因は、着替えるときの支障だけでなく、お仕事によっては、続けられないなどの、生活自体の支障にもなりますよね。

 

だいぶん、楽になりました~、着替えももちろんですが、気持ちも。っとさわやかな笑顔でおっしゃいます。

令和5年8月末  サロンにて

もう少しでまっすぐ上に上がるまでに良くなられています。

こちらは、3か月前の写真です。

3か月で、ぐんぐん改善されてきている様子がお分かりだと思います。

1年間薬膳の食事を取り入れられて、どうでしたか?っとお聞きすると、

こんなふうにおっしゃってくださいました。

 

「仕事で忙しかったときほど、食事に気をつけないといけなかったのですね。」

美味しいもの食べたり作ったり、そういうことはそんなに求めてなかったんです。

生きるためだけに食べてきたというか…。」

 

食べるもので、肩の痛みが良くなったり、悪化したり、これまでには想像されていなかったことを、いま、実感されているんだと思います。

U様のようにお仕事をつづけながら体質改善されるときは、無理せず力まず、ご本人のこれまでの食習慣を尊重させていただきながらも、新しい薬膳料理習慣(食材など)として、何を加えていっていただけばいいかを軸に見極めていくなら良い結果につながっていくと感じます。

 

肩の痛みは、更年期になりやすい症状ですが、からだの中に気や血を増やし、気の停滞や血の停滞を減らしていけば、きっと元のような状態に回復できるというのが、中医学、薬膳の体質改善です。

もしも、何をやってもなかなか肩の痛みが消えないとお困りなら、薬膳を取り入れてみませんか?

どなたでも、継続できるほど、無理のない食生活習慣をアドバイスさせていただいております。

肩の痛みがなくなっていけば、元のように笑顔があふれる日々を送っていただけると思います。

 

ホームページのこちらから、どんな不調(不定愁訴)でお困りかをお問合せくださると、お返事させていただきます。

お問合せをお待ちしています。(サロンでは、日本語が通じる方のみ対応させていただいております。どうぞ、ご理解をお願いします)

 

お読みいただき、ありがとうございました。