こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
バラの見ごろが過ぎましたが、まだまだ美しく咲き誇るバラたちを見に行きました。
滋賀県では有名なバラ園です。
目の前に、青い琵琶湖が気持ちよい風を運んできてくれます。
どうしてバラ園に来たかというと、ちょっと一息って時間を過ごしたかったからです。
たいした理由はないのです。(^^)/
昨年、ネットでブルーの色の宿根草セットを注文したんです。
ガーデニングには、才能はないだろうと思っていたのですが、
一度くらい、きれいに咲かせてみたいと何気なく思ったことがきっかけでした。
到着してみると、段ボールに小さな花が10種類ほど狭苦しい様子で並んでいました。
枯らしたら、かわいそう…。頑張ってみようかな…。
動画をいろいろ参考にしながら、自分なりに管理の仕方を学ぶことに。
その結果思いのほか、ほとんどの花が、きれいに咲きました。
でも、枯らした花もいくつか…。もったいない。
種をはじめて採ったりして、ガーデングにちょっとはまってしまいました。
昨年植えたアジュガが、今年5月に可愛い紫色の花をつけました。
まだまだ初心者ですが、きれいなお花を見たり、育てたりすると、体にもちょっと良い効能があるんじゃないかな…って最近思うのです。
好きなことに没頭するときって、時間が早く過ぎますよね。
楽しい証拠ですよね。
楽しい!
楽しいと感じることには、きっと肝(臓)に良い影響があると思います。
薬膳を学んだとき、中医学の授業で、肝は女性にとって大切な臓器だと学びました。
肝は、からだの中をめぐっている気や血の流れを左右する働きがるといわれます。
楽しいと感じたり、好きなことに没頭したりするときって、肝が喜んでいるんです。
つまり、好きなことをするだけで、勝手に血の循環も良くなっているんです。
薬を飲まなくてもです。すごいですよね。
好きなこと?自分にはないかな…。
無理に探さなくても良いのですが、どんなことでも良いので、リラックスできる時間・空間は
大事にしたいですね。逆に緊張は、肝のはたらきを弱くするようですよ。
仕事の中で、うまくいなかいことや人間関係に悩んだり、ありませんか?
悩んでいるときは、肝も調子が良くないので気を付けていきたいですね。
そんなときは、バラ園のような、こころが満たされる空間に身を置いてみるのは、おすすめですよ。
欲張って、こんなきれいな黄色のバラ、一度、育ててみたいなっと思います。
令和6年6月 びわこ大津館にて。
お読みいただき、ありがとうございました。