こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
知り合いの50代の女性が、私に、こうおっしゃいましたよ。
その方は、性格がはっきりしていて、思ったことをずばずばおっしゃる明るい方です。
毎日、ごはん考えるのが苦痛~。
提中さん、なにか、教えて~。
その方のご主人は、決まったメニューを喜ぶタイプらしく、変わった料理に抵抗を感じる方だそうです。
まずは、ご主人の性格から変えてみますか?なんて、冗談でも言えないので、
私は、美味しいものを食べるのが好きなんです。
だから、日々、同じ料理は作らないし、いろんな調味料を使って、変化に富む料理をつくるのが好きなんです。
もちろん、美味しくない料理になって、家族がうつむき加減で食べてしまう料理になることもあります。
でも、どうして、料理が好きになったり、面倒で嫌いになったり、するのでしょう?
私の経験ですが、もともと30代後半まで、料理が苦手でした。
理由は、母が料理べたで、いつも同じ野菜料理ばかりだったからです。
こんな私が、目を覚ますことになったのが、病気ばかりの家族だったことがきっかけです。
生んだ子供たちは、健康体でなく、夫の母はがんを患いました。
こんな病気ばかりになるのは、食事が影響してるのでは?っと思い、
偶然薬膳のことを新聞で知り、すぐに学びに行きました。
あれから、十数年がたち、今は、毎日、自分が好きなメニューを中心に、少し夫やこどもの好きなメニューを加え、薬膳料理を作っています。
こちらは、かぼちゃと枝豆のスープです。
かぼちゃも、枝豆も薬膳料理になりますよ。
かぼちゃは気を補うので、日々疲れ気味のからだに栄養を補給します。
枝豆は、要らない水分の巡りをよくするので、梅雨時期であまった水分がべたべたぎみの体を
きれいに流してくれます。
スーパ―の食材が、小さな不調を予防する、食べるお薬みたいになるなんて、
薬膳料理は、誰にとっても、手軽に挑戦できる料理です。
高価な食材やネットでしか手に入らない食材は、ほぼ使わないのも、薬膳料理の良いところです。
日々、薬膳料理を作り、どんな味になるのか楽しみながら新しい料理を模索中です。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。