こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
今日は、だいぶ苦手だっとおっしゃっていた「体質改善」を2年間、見事にやり切られたU様のヒアリング結果について、ご紹介します。
写真をみていただくと、U様の左手は、ほぼまっすぐ上にあげられていることがわかると思います。
この写真は、令和7年3月25日現在です。
ですが、実は、2年前、U様の左手も、右手もほぼまっすぐ上にあげられずに、五十肩で苦しまれていたんです。
これが、体質改善をやってみようと思われたい大きなきっかけでした。
今日、サロンに来ていただいて、過去を振り返ってくださいました。
「五十肩は、ほんとに、つらかったです。今は、なんの不自由もなく、過ごせています。」
っと、笑顔で話されました。
U様は、どんな体質改善をされて、五十肩が良くなっていかれたのでしょうか?
それは、体質改善にとってなくてはならない、食事を見直されこられました。
食事って、やっぱり、からだの大本を作っているものですよね。
薬膳という、からだの不調の原因を体質改善というキーワードから取り組む、食事療法みたいなものです。
薬膳は、東洋医学の食事で、中国が発祥です。
薬膳と合わせて、整体にも通ってこられ、この並々ならぬ努力で、喜びの結果を手にされたというわけです。
50代で、体質改善に取り組むって、すごいことですよね。
二年間、毎日薬膳料理って、大変じゃないかな?って思われるかもしれません。
ですが、U様は、「わたしは料理は苦手だし、マメなほうではないので、週に2,3日だけやります」っと、
無理のない範囲で、続けてこられました。
週に2,3日は、五十肩の原因と思われる気や血をしっかり補うための食材を使ったお料理。
あとの4,5日は、気にせず、好きな食材やお料理を食べてこられました。
それでも、右手、左手の五十肩は、今では信じられないくらい良くなっておられます。
50代は、閉経を迎え、更年期の不調で五十肩だけでなく、のぼせや耳鳴り、めまいなどが起きやすいです。
からだの中の気や血、きれいな水分が少なくなることが、原因と思われます。
仕事や子育て、介護などで、休みなく働き続けているからだ、そのからだの悲鳴かもしれません。
ゆっくり過ごすことも、回復には大切なことですが、もう1歩踏み込んで、食事からからだの体質自体を
変えていけば、思いもよらないほど、不調は遠のき、明るい気持ちで過ごしていただけるかもしれません。
薬膳は、体質を変えていくという前向きな食事療法です。
それは、傷ついた自分自身のからだに、優しいまなざしを向けていくための小さな心遣いのようなものです。
U様は、少しづつ、自信を回復されてこておられ、これまでにはないほど、一人の単独行動を楽しまれるようになられています。
街に出て、舞台を見たり、見たことのない景色や食べたことのない食事を楽しまれているようです。
一緒に、笑顔で2年間過ごさせていただき、こちらも、たくさん励まされてきました。
U様、2年間、体質改善お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
お読みいただき、ありがとうございました。