薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

はまぐりとひじきのごはんが水分の代謝にはたらく?

こんにちは。国際薬膳医師 国際薬膳調理師 提中 知子です。

 

今回の炊き込みごはん、色合いがちょっと地味ですが、はまぐり、長芋、ひじき、ごぼうを炊き込みました。

 

はまぐりって、結構、お吸い物のイメージが大きいかもしれません。

今回、スーパーで偶然安く手に入ったので、購入してみました。

 

ところで、はまぐりの効能をご存じですか?

はまぐりは、痰湿(たんしつ)といって、むくみの原因にもなっている、要らない水分を排出する役割があります。

 

そして、ひじきにも、はまぐりに似た効能があるのです。

それは、要らない水分の排出を促進するはたらきがあるのです。

 

 

からだに巡らない水分があれば、それは、体重の増加はもちろんですが、いずれは、余分な熱を生み出します。

この余分な熱は、からだにとどまり続けると、きれいな血を消耗させ、やがては、大切な気も消耗させ、からだがだるくなったり、さまざまな更年期特有の不調が出てしまいやすくなります。

 

余分な熱を排出するためには、はまぐりやひじきなどの海の食材がおすすめです。

からだから、余分な熱が排出されれば、きれいな血が増え、一緒に気も増え、バランスも整います。

簡単な作り方をご紹介しておきます。

 

【作り方】

・お米をとぎ、はまぐり、水で戻したひじき、皮をむいた長芋、おしょうゆ、塩、出汁の素もしくは、昆布と一緒に炊く。