こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
梅雨時期になると、気分的にちょっとマイナス思考になっていませんか?
もしかすると、それは、体質が関係しているかもしれません。
わたしは、20代のころから、梅雨時期になると体調がすぐれませんでした。
頭が重く感じる、おりものが多い、手足が冷たい、足に水虫が出来る…。
それだけではありません。
風邪をひきやすい、治ったら、またすぐ引いてしまうの繰り返し。
子宝に恵まれず、流産を4回も繰り返す。おまけに、同居していたことで、嫁姑問題もかかえており、
振り返っても、あまり、良い思い出がありません。
でも、一つだけ母から受け継いでいる良い気質があったことが、運命を変えてくれました。
それは、あきらめないこと、頑張って前向きに生きたいという生来の明るい性格もあったからです。
知り合いの同年代の女性が、次つぎと妊娠され、幸せそうにわが子を抱いておられるのを見て、
「おめでとう、良かったね~」っと言いながら、心の中では、「どうして、私は授からないのだろう~。」
悲しくなったり、じぶんの体質を責めたり、いろいろ味わってきました。
こどもが出来にくい体質が、生まれたときから残念ながら備わっているのでなく、生まれてからこれまでの
食事、食べたものが、こどもが出来にくい体質を作ってしまっていたことに、中医学と、薬膳を学び
知ることができました。
中医学と薬膳は、体質改善で子供を授かりやすくできる食事といえると思います。
それに、年齢を重ね、更年期に入っても、不調を小さくして、体調のことで不安になったり、心配することがかなり、減らせると思います。
21年前、不妊治療と漢方薬で双子を授かり、薬膳料理でこどもを無事、健康に育てることができました。
それだけではありません。
同年代の女性には、髪が抜けてしまう円形脱毛症の方や、子宮を手放された方、大きな病気をされた方も
おられますが、今現在、20代のころより、体調の問題や不安も、ずいぶん少なく生活できています。
20代のころ、梅雨時期になると出ていた頭痛も、手足の冷えも、さまざまな不調も、
まったくないとは言えませんが、50代半ばになっても日々、体調の悪さを感じず、元気に動けていることが不思議です。
「自分ってこんなに元気だったかな?」っと、30年前、体調だけでなく、気持ちまで沈みきって表情もさえなかった日々。
ただ、そんな日々も、すべて、愛おしい自分の生きてきた証で、このつらい経験あればこそ、薬膳に出会えました。
元気を取り戻せてきたのは、薬膳の力だけではありません。
あきらめない、強い気持ちを授けてくれた両親のおかげだと思っています。
中医学と薬膳を学んだことで、からだの気や血を作る食材を食べてこなかったことが、
根本的には、体質が弱かった原因だとわかりました。
中医学は、中国で生まれた東洋医学です。薬膳は、中医学にもとづく、食事療法で体質改善を得意とします。
夫は、61歳、双子の子供たちは21歳。
小さな病気も少し経験しましたが、日々の食事に、薬膳料理を取り入れたことで、
今、元気をいただき、生活が出来ています。
食べるものが、病気しらずの体質を作ります。
中医学の気、これは、目に見えないけれでも、常に、臓器を動かし、血を動かし、きれいな水も動かします。
古代の中国のお医者さんが、見出した気。
気を病むと、病気になります。
心配なこと、大変なことがあっても、気持ちだけでも、病まず、あきらめず、前向きになれば、気は増えます。
それを感じながら、これからも日々、薬膳料理を作っていきたいと思っています。
お読みいただき、ありがとうございました。