薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

不眠、また眠れない!っと焦らないことです

こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。

 

睡眠って、その日その時のからだと心の状態で、さまざま変わるものですね。

先日、人間関係ですっきりしないことがあり、悶々と考えこんでしまいました。

 

夜、寝ようとしても、「やっぱり、ああすればよかったのでは?」と、頭ばかりに熱がこもり、

夜中に目が覚めてしまいました。

 

どうして、夜中に目が覚めるのか、中医学から考えると、一つ目は、血の欠乏。

次に、要らない熱の出現です。

 

最近暑くて、日中汗をかいてしまうことが多いですよね。

汗の元は、きれいな水分ですから、からだに水分が少ない状態では、要らない熱が自然と出やすい状態になっています。

 

そこに、悶々と考えこむと、余計に要らない熱で水分をさらに消耗させてしまいます。

ただ、次の日の夜は、夜中も目が覚めず、結構眠れました。

 

これは、考え込むことが昨日より減ったからだと推測します。

中医学でからだの状態を観察できると、いかに、人のからだが、こころとつながっているかがわかります。

 

更年期になると、だれでも不眠傾向になり、不安になります。

ただ、一つ言えることがあります。

 

それは、だからこそ、何をどうやって食べていくか…です。

と言っても、そう難しくありません。

 

少し、からだのことを考えて、野菜やお肉、魚を選び、ちょっとだけ手間をかけて料理をつくります。

そして、インスタント食品や甘すぎるお菓子、冷たい飲み物、市販の総菜などを減らすことです。

 

たった、これだけでも、更年期に起きやすい不眠の症状は減ります。

あとは、好きなことをする時間を増やし、からだを酷使しないことも大切です。

 

今朝のあさごはんです。

自家野菜のかぼちゃも、甘く煮ました。

観葉植物も、枯らす心配もありますが、新たに加わりました。

見ているだけでも、こころが和みます。可愛い子供のようです。

 

 

そして、いやなことは出来るだけ考えず、好きなことをしている自分のことを好きになることも大事にしたいです。

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。