こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
家で飼っていた犬が、家族皆に見守られる中、安らかに空に旅立ちました。
家族の一員として思い出が多すぎること、かけがえのない存在だったこと、
もう少し、やさしくなぜなぜしてあげていればよかったことなど、後悔することもあり、
しばらく投稿する気になれずにいたことお詫びいたします。
もうすぐ、一年で最も寒さがこたえる冬至ですね。
日に日に、日の入りが早くなり、気ぜわしいころです。
インフルエンザが流行しているので、食事や手洗いにいつもより気にかけているところです。
今年は、畑に放置している柿の木に、考えられないほどたくさんの柿の実がなりました。
おそらく100個ほどは、収穫したと思います。
柿はからだを冷やすから、食べないようにしている女性の方も多いと思います。
でずが、柿の薬膳での効能も、なかなか大したものです。
たとえば、暖房の中にいることが多いと、植物もそうですが、人のからだの中も乾燥しがちです。
もしも、乾燥して、血やきれいな水分が少なると、血の流れは悪くなることがあります。
そんなとき、柿の冷やす性質によって、血の流れを良くすることもできます。
自然界はとてもうまくできていて、柿も、今の季節に必要だから、季節を選んで実ができるんだと思います。
柿とかぶ、サニーレタスのサラダです。
かぶも、サニーレタスも畑で、育ってくれました。
かぶは、消化がうまくできず、おなかがすかないときに、消化をすすませてくれる効能があります。
柿のオレンジとかぶの白の色合いも、食欲をそそりますね。
【柿とかぶのお腹をすっきりサラダ】
(作り方)
柿の皮をむき、レンジで30秒加熱する。
かぶは、皮をむき、3分程度加熱し、サニーレタスを食べやすく切る。
お酢、アマニ油、お塩、フェンネル(スパイス)でドレッシングを作って、合える。
*アマニ油は、サラダ向きで上質なので、お腹にもたれない気がします。
今の物価高、食べることも、お値段ありきで食材を選ぶことが多くなってきましたね。
麺類やパンなどが多くなってしまう街の声も多いようです。
ですが、麺類やパンなどは、小麦なので、消化が悪くなる傾向があり、
気や血ができず、免疫力が弱くなってインフルエンザにも
かかりやすくなるかもしれません。
時々は、薬膳のからだにやさしい食事で、お体に良いものを取り入れてみられると、
一日の健康状態も少しは違ってくるかもしれません。
今後も、ゆっくりペースですが、気軽に作れる薬膳料理をご紹介していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
