こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタントの提中 知子です。
ズームのオンライン講座開催しました。
今回は、「薬膳がはじめてです」とおっしゃる方が、ご参加くださいました。
始める前に、こんな質問をしました。
日ごろ体調でおかしいなっ?と感じたり、体調に目を向けることはありませんか?
すると、お一人の方は、「うーん、朝なんかふらっとすることはあるかな~ってときがありますね。
起きてしまえば気にならないですけど」。
こうおっしゃったので、「そういう状態を、なんていうかご存じですか?」ってたずねました。
「分からないんです~」しばらく考えておられましたが、ご存じなかったです。
未病、みびょうと言います。
ふらっとすることがあるっていう時は、からだの中でどんなことが起きているのか、ご説明しますね。
ふらっとするのは、偶然に起きていることでなくて、確かに原因があることなんですね。
それに、健康な状態の人では経験しないこと、なんです。
自分のからだ、体調の異変に気づけることは、意識が向いていないとなかなできないことです。
体質に目を向けていく習慣は、自分で摂り入れていきましょう。
ふらっとすることくらい、誰でも起きることで、まだ病名はつかないことが多いです。
病院に行っても、お薬は出ないかもしれません。
未病、みびょうは、病院ではまだ、病名がつかないけれど、病気になってしまう小さな種は体に出来てしまっています。
では、病名はつかないなら、そのまんま何も対策せずに、放っておいても大丈夫でしょうか?
未病のときはそれなりに食事で対処をすれば、健康に戻っていくという可能性のある状態でもあるんです。
ふらっとするなら、からだは、こんなサインを出しているんですよ。
「血が不足して、カラカラで乾燥ぎみ、体の中は大変なことになってるよ~」
血が不足している体質の方は、ふらっとしたり、めまいのようなことになりやすいです。
最初は貧血ぎみ、それから大きな病気にもなってしまうかもしれませんし、対策をしましょう。
薬膳料理は、健康と病気の間の未病のときにおすすめしたい料理です。
将来の大きな病気を小さく出来たり、そもそも病気に発展せずに徐々に消えていくかもしれません。
毎日の料理は、からだにとってはお薬と同じかもしれませんね。
もしも体調でお悩みがある場合は、お薬を飲まれていても結構です。
かりんるーむへご相談されてみませんか?
お読みいただき、ありがとうございました。