こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。
4月からひとり暮らしの人にとって、毎日の食事って悩みのひとつですね。
狭いキッチンに、小さな冷蔵庫。
収納スペースも考えると、無駄な鍋やお皿などは極力持たない方がいいですね。
狭いキッチンでも、鍋たった一つでも、からだも気持ちもいつの間にかハッピーになれる薬膳料理を作りませんか?
今回は、新社会人となる娘の狭いキッチンで、肩を並べて親子どんぶりを作りました。
狭いキッチンだから、余計にいろんな話をしながら作れた気がします。
さて、親子どんぶりが、ハッピーな薬膳料理のワケ、知っていますか?
それは、からだの陰と陽のバランスをしっかり整えられる献立だからです。
こころ細いひとり暮らしには、気持ちを安定させながら、体温も上げ気力を高められる親子どんぶりがぴったりです。
それに、フライパン一つでできる手軽さもおすすめです。
まず、ストレスに強い卵は、心、胃腸、肺、腎、肝の五臓すべてに潤いを与えてくれます。
これから新しい環境に身を置く人にとっては、潤いの卵こそストレスには強い味方ですよ。
18歳の娘に材料を切ってもらい、いっしょに親子どんぶりを作りました。
ほんとの、親子どんぶりです。
親子どんぶりの作り方
鶏肉、玉ねぎ、しめじをフライパンに入れ、水をたっぷり注ぎ中華スープ、醤油、酒、砂糖を入れる。
溶いた卵を入れ、水で溶いた片栗粉を入れて出来上がり。
分量なんて気にせず、まずは自分で手作りしてみることが大事です。
食べに行くより、娘の達成感のある横顔が見れたのが、小さな幸せにつながりました。
どんな未来がこの先広がっているのかわかりませんが、食事一つで良い選択もでき、しっかり自分でつかめていけそうな気がします。
食べることを大事にできる人になってほしいという気持ちを、今日は親子どんぶりに込めました。
お読みいただき、ありがとうございました。