薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

からだの根本を温める身近な〇を使った薬膳茶

こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。

 

朝晩随分涼しくなり、過ごしやすい季節になりましたね。

秋といえば、高島市ではメタセコイアで有名な、マキノの栗園が有名です。

 

先日近所の方が、お庭でとれた栗をくださいました。

栗といえば、栗ごはんでいただく方が多いと思いますが、今回は、温かい栗のラテ風の飲み物を作りました。

 

薬膳では、栗といえば、からだのある場所を強くする食べ物として有名なんです。

それは、どこかというと、腰にある腎を強くします。

 

腎は、強くすると良いのはなぜでしょう?

それは、腎は体の熱源の役割をしているので、腎を強くすれば、水分代謝が良くなったり、

血の流れが改善されたりするわけです。

 

あわせて、腎を強くすれば、食べ物を消化してくれる胃腸も強くなります。

食欲が細いなどのお悩みの方も、胃腸と合わせて腎を強くすれば、相乗効果が期待できます。

 

補足ですが、砂糖をたっぷり使ったモンブランも美味しいのでたまにはいいですが、。

からだのことを一番に考えるなら、栗の効果を最大限にいただく「飲み物」のほうが、おすすめかもしれません。

今回は、栗と牛乳、はちみつを合わせただけの薬膳茶です。

 

栗のまろやかな口当たりがおいしい…

【作り方】

栗をたっぷりのお湯で40分ほどゆがく。

皮をむき、中の栗の実を取り出す。

鍋に栗、牛乳、はちみつを入れ、マッシャーで栗をつぶしながらよく混ぜる。

 

栗のつぶつぶ感をわずかに残していただくとより栗の自然な甘さを堪能できます。

栗の効能で腎のはたらきが良くなり、血の巡りも改善され、からだ全体がゆっくり温まるのを感じていただけると思います。

 

高価な食材を使わなくても、スーパーにある食材で病気を予防できる薬膳、いかがでしたか?

サロンでは、不定愁訴で体調がいまいちな女性の方対象に、マンツーマンで献立をたてるサポートをさせていただいています。

 

家族もほぼ同じメニューを食べながら、不定愁訴も予防していけるので、体験されている方々から、お喜びいただいています。

体質改善にご興味のある方は、ホームページのお問合せから、どんな体調のお悩みなのかお問合せください。

 

お読みいただき、ありがとうございました。