薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

ニガテ意識のアボガドが想定外の結果に

こんにちは。

国際薬膳師 提中 知子です。

 

 

わたし、アボガドは嫌いでないんですけど、なんかこんな想像を勝手にしてしまうんです。

「南国の果物やから、きっとからだすごく冷やして自分の体質には合わない…。」

 

でも、たまには、いつもと違う食材を食べることは体にとっては大事なことなので、

アボガドを買ってきたんです。

 

なんせ、アボガドほぼ買ったことないので、どんな料理が合うのか全然わからず。

結局、スマホを検索して、どれにしようかと迷い、決めました。

 

蒸し鶏のソースにしたらいいかも?

アボガドは体を冷やしますが、更年期世代の私には、上がりやすい熱を冷ましてくれるからいいかも。

 

冷蔵庫にあった食材をいくつか合わせ、作ってみたのがこちらの「薬膳アボガドソース。」

今日は、アボガドソースと、もう一つ、赤いソース。

 

 

 

蒸し鶏が、いい具合に蒸しあがりました。

むにゅむにゅやわらかい歯ごたえに、アボガドソースを付けて食べてみたところ。

 

あ、こんな爽やか系~、なるほど。

アボガドが人気なワケが分かりました。

 

遅すぎますね。(^^♪

私にとっては、食べなれないアボガドが、ソースになったことで、

 

蒸し鶏の品の良い淡泊さをより深い味に仕上げてくれました。

アボガドソースを付けて食べた後、20分程したら、お通じのサイン。

 

最近になって、からだに要らない熱が溜まっている体質になっていて、アボガドの冷やす作用のおかげで

すーっと体の熱が冷めたようです。

 

アボガドちょっとニガテ意識ありましたが、

意外にもちょうど今の体調に合って思いがけず病みつきになりそうです。

 

【アボガドソース】

食材:

アボガド   1個

レモン汁   大1

アーモンド  大2

からし    小1

みそ     大1

お味噌が入ると、味がぼやけてピント来ない味が引き締まってきりっと深みが出ました。

 

【はたらき】

アボガド  冷やす(熱を冷ます)

アーモンド 血を作る

レモン汁  出すぎる症状を留める(生理、尿、おりものなど)

からし   温める、寒さから出る咳を止める

*からだに熱が溜まって便秘や尿が濃い黄色、口が渇く、渇いた咳が出るなどの症状を和らげます。

 

食べるものは、思いのほか早く体調に影響してるんですね。

ニガテな食べ物も、食べてみることは良いことです。

偏りのない食生活は、体調不良を減らせてくれるものですから。

 

お読みいただき、ありがとうございました。