こんにちは。
国際薬膳師 提中 知子です。
娘は、生後2か月を過ぎたころから、顔に赤い発疹がたくさんできました。
また、耳も赤くなり、耳垂れもよくありました。
病院へ連れていくと、アトピーですねっと言われ、ステロイドのお薬をもらいました。
ぬっても、少しは良くなるものの、なかなかすっきりしませんでした。
夜中にせき込むことも度々ありました。
かなり苦しそうにせき込み、何回か夜中に病院へ行ったこともありました。
娘のアトピー症状が一向に良くならない状況が続き、だんだん母親のわたしのこころが疲れていきました。
近い病院から、遠い病院へ小さな娘を抱いて通ったこともありました。
娘をあやすよりも、湿疹を見ては落胆し、自分でも解決の糸口が見つからないことに頑張る力が出なくなることもありました。
親の沈んだ顔を見ていても、娘にすれば嬉しくなかったはずです。
親の悩みすぎる姿で、子供にとっては新たなストレスを増やしてしまっていたと今は感じます。
子どものアトピーを治そう、なおそうと頑張りすぎるお母さんのストレスを和らげる方が、先のような気がします。
わたしは、薬に頼ることを一切やめ、体にとっての本当のお薬になる食材、食事に目を向けました。
気持ちをアトピーから食事に目を向け始めたことが、私のストレス軽減につながりました。
幼児食がはじまってから、ますます献立作りに時間を費やしました。
レンコンをすって、お焼きにしたり工夫すると、子供が美味しそうに食べる姿に笑顔が増えました。
いつまでもお薬ばかりに頼っていたら、「子供の食べる楽しみ」、「子供が食べている姿を見る楽しみ」はきっと少なかったでしょう。
お母さんの精神的な悩みが少しでも軽くなれば、お子さんの症状も徐々に良くなるかもしれません。
これは、私が体験してきた思いです。
もしも、なかなかよくならずに、お子さんもお母さんも気持ちが沈んでいるなら、食事に目を向けてみませんか?
特に、薬膳料理はふだんの食事の中で十分誰でも出来ることなので、無理なく取り入れられると思います。
特に食事には気を付けていなかった方なら、改めて食事の持つ力の大きさに気づかれるかもしれません。
もしもお子さんの体調不良でお悩みなら、一度国際薬膳師へ話してみませんか?
かりんるーむは、病院やお薬では解決につながらない悩みをご相談いただける安心な場所です。
こちらから、「かりんるーむ」について、ご案内しております。
少しでも、お母さんの気持ちが晴れるようお手伝いが出来ればと思っています。