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病気療養中、更年期かしら?には酸味、辛味、甘味の調和のタイ料理がおすすめの理由

こんにちは。

国際薬膳師 提中 知子です。

 

季節はもう冬、立冬を迎えました。

寒くなってくると、グツグツ、コトコト時間をゆっくりかけた温かい煮込み料理が欲しくなりますね。

煮込み料理には、どんなものがありますか?

 

最近、スーパーにも、タイ料理に使う調味料や食材が増えてきましたね。

ところで、タイ料理は、日本の味付けにはない特徴があります。

 

それが、辛味、酸味、甘味の融合です。

このタイ料理の特徴、辛味、酸味、甘味の融合は、薬膳的に見ても、なかなか魅力があって、

お体にも優しい効果が期待できます。

 

一つ目に、辛味には、からだの中で停滞している気や血を巡らせる効果が期待できます。

たとえば、よくつかわれるパクチーは、香菜とも言われています。

香菜は、ショウガやネギと同じように、気や血を巡らせる働きがあります。

 

二つ目に、酸味には、からだの中の血や水分を発散させずに引き締め、とどまらせる効果が期待できます。

たとえば、よく使われるライムやレモングラスは、酸味です。

辛味で発散しすぎて、大事な血や水分を消耗しすぎないように、酸味で調整する役割が期待できます。

 

レモングラスも、レモンの香りがするハーブ。

油でニンニクやエビ、ショウガで炒めると、奥が深い味わいの調味料が出来ます。

 

このように、タイ料理は辛味、酸味、甘味と味の方向は一見バラバラですが、

しょうゆや砂糖、お酢、味噌ではできない味の作用が期待でき、実は体質の改善にはなかなかの魅力です。

 

ジャスミン米は、日本のお米よりも長く、味もなかなか美味しく感じました。

 

更年期かしら?と不安な方、病気療養中の方にもおすすめ出来る

ココナッツ風味のタイカレー

【食材】

エビ

にんじん

じゃがいも

カレー粉

ココナッツミルク

レモン

 

ココナッツミルクは、少しからだの熱を冷まします。

からだを温めはしないですが、更年期のお体にはなかなかおすすめです。

 

多少熱っぽさを解消するので、ほてりを感じたり、すぐ眠れない人にはおすすめできます。

まろやかな味が加わって、タイ料理の美味しさを楽しめますよ。

 

スーパーの棚には、タイ料理の調味料や食材がたくさん並んでいます。

一度、手に取ってタイ料理に挑戦されると、からだの血や水分の巡りが良くなり、体調にも良い効果が期待できるかもしれませんよ。

 

お読みいただき、ありがとうございました。