薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

可憐なお花の薬膳茶、冬のお腹の困った冷え予防に

こんにちは。

国際薬膳師 提中 知子です。

 

季節は11月に入り、暦の上では立冬。

外の風は冷たく、その風は肌から侵入し、お腹、胃腸にも影響してきます。

 

特に、日ごろからお腹に冷えを感じやすい方は気を付けましょう。

お腹が冷えている方の出やすい症状をいくつかご紹介します。

 

☑ 食欲が減る

☑ 顔や手足にむくみが出る

☑ おしっこの量が減る

☑ 食べる量は減っているのに、体重が増える

☑ お腹がぽちゃぽちゃ音がする

☑ 手足が冷える

☑ 生理痛がひどい

☑ 生理の量が減ってきた

☑ 経血の色が黒っぽいなど

 

胃腸の冷えは、胃腸だけでなく、おからだ全体に体調不良としてサインが出ます。

寒くなって、胃腸が冷えてきたかもっと思われたら、こんな薬膳茶はいかがでしょう。

 

こころもぽっと温かくなる「キンモクセイ葛湯」

 

 

お花のキンモクセイを葛湯に入れた「キンモクセイ葛湯」です。

 

葛は薬膳では、外から侵入しようとする邪気(ウイルス)を発散の作用で対外に排出する効能があります。

これからの寒い季節、風邪ひいたかも?っと思われたら、お薬や漢方薬に頼る前に、お試しされてみては、いかがでしょう?

 

キンモクセイは、秋に小さな可憐な花をつけます。

このキンモクセイ、薬膳ではお茶などにして、不調予防として活用しています。

 

10月ごろ、まだ全開に咲ききっていないキンモクセイを摘んで、外の乾燥した外気で乾燥させます。

乾燥させたら、暗い涼しい場所に、保存しておけばいつでも使えます。

 

【食材】 カップ100cc 1杯分

キンモクセイ(乾燥) 小1程度

葛粉         小1程度

水          葛粉に合わせた分量

お好みでハチミツ   お好み

 

【作り方】

鍋に、水で溶いた葛粉を入れ、弱火でゆっくりかき混ぜる。

とろみがついてきたら、キンモクセイを入れさらにかき混ぜる。

お好みで、ハチミツを足してもOKです。

 

【効能】

☑ 胃腸の冷えを改善します。

☑ からだの気の巡りが良くなります。

☑ 気の巡りとともに、血の巡り(血行)もあわせて改善されます。

☑ 冬の風邪予防にもおすすめできます。

☑ ストレスからの落ち込み、イライラから来る精神不安を発散作用で解消します。

☑ 便通が良くなります。

 

お花をお薬にして気持ちや身体を健やかにする薬膳。

何千年も前に、葛やキンモクセイをはじめ、すべての自然界の食材の効能や性質が中国や日本の本草学者によって解明されてきました。

 

時代は変わっても、人の体は昔と同じです。

ぜひ、お薬や病院、漢方薬に頼る前に、キッチンにあるもので養生してみませんか?

一番副作用の少ない、からだにとって安心安全な病気の予防方法だと言えますよ。

 

お読みいただきありがとうございました。