薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

からだが疲れたらツボ押しでちょっとペースダウンを

こんにちは。国際薬膳師  体質改善コンサルタント 提中 知子です。

 

みなさんは、ツボを知っていますか?

ツボは、からだの中で起こっている異変が現れる場所。

 

たったツボを押すだけで、しばらくすると、気や血が流れだしたような気持ちよさを感じます。

さっきまで、血が通わず冷たかった足が、ぽかぽかしてくることがあります。

 

こういうとき、流れた感覚を直に感じます。

ふだんは自分のからだに無意識になりがちでも、からだって動いているんだと、神秘さも感じます。

 

疲れた時、気持ちがよどんでいるなっと感じるときなど、いつもと違う体調に気づいたら、ツボ押しがおすすめですよ。

 

以前ツボ講習に参加されたお客様が、修了後こうおっしゃいました。

「朝、ここに来るときは頭が痛かったのですが、ツボ押ししてから、なんかすーっとなくなりました」

 

こういうお話しは、実際わたしもツボ押ししたあと経験することなので、よく分かります。

ちょっともんだり、押したりすると、停滞していた気や血が動くんです。

 

頭痛も血行不良から来ていることがありますが、血は自分で動くことはできないんです。

これは、中医学でしか言われていないので、知らない方が多いと思います。

 

中医学では、血と気は一緒に動いている、気血同行という考えがあります。

 

なので、ツボを押して楽になったというのは、血と気が一緒に動き出したから、楽になったと考えます。

血行は、ツボ押し以外に、ヨガや運動をしても巡りやすくなります。

 

ただ、からだを動かさなくても気は巡り、血も巡って頭痛が良くなることがあります。

これ、意外だと思いませんか?

 

それは、気持ちが良い、気持ちがスッキリする、悩んでいたことが解決するとか、気持ちの気とあるように、

気持ち、感情と血行の間には、密接なつながりがあるんです。

 

好きなことをしたり、誰かとお茶したり、そんなたわいもない時間こそ、大事なんですよ。

忙しい中でも、あえてつくるといいんです。

あとは、頭痛という悩みがあるときは、それを少しでも軽く出来たら、一番気持ちの上ではスッキリします。

 

年齢とともに、いろんな体調不良や突然の病気にもなります。

ただ、血行がその予防の一つのカギにもなっています。

 

血行が悪いと、頭痛いがいにも不調が出て、その不調が次の不調を呼ぶんです。

そうならないように、今少しでも何が出来るかを考えてみることをおすすめします。

 

頭痛くらいと思わずに、頻繁におきているなら、それはもう動くには良いタイミングです。

若ければ若いほど、不調は防ぎやすいからです。

 

 

ツボ講習の録音をご紹介しますので、一度気楽な気持ちでやってみてください。

録音でご紹介しているツボは、「足にあるツボ」です。

こちらから

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

来春、どんな体調で春を迎えたいですか?冬の特別企画のご案内はこちら