薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

体質・体調ってゆらぐものだから…ゆず、です。

こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。

 

 

果実のゆず。

みなさんは、ゆずがお好きですか?

ゆずは、好きになったほうがお得です。!理由はあとで。

 

ゆずの皮をむいて、中身をを取り出したみたところです。

 

ゆずは、よくからだを温めるって聞かれると思うんですけど、それが、ちょっと想像とは逆。

性質は、冷やすんです。

 

冷やしながら、からだを温められない原因のものを排出して、温め効果を出す役割です。

 

薬膳の効能でいうと、どんな体調の時に良いかお話ししますね。

☑ 食欲が出ないとき

☑ ゲップがでるとき

☑ 痰が絡んだ咳がでるとき

☑ 声の滑らかさがたりないと感じるとき

☑ のどが詰まる感じがするとき

☑ イライラして爆発しそうなとき

 

ついでに、こういうときにもおすすめですよ。

☑ 甘いものがやたらと欲しくなるとき

 

これ、女性には当てはまりやすいですよね。

 

ゆずは、どちらかというと、温めるというよりもちょっと意味合いが違ってきますけど。

からだに、巡っていないものが詰まっているときに、芳香性の香りで一気に、詰まりを取り除いて巡らすイメージです。

 

特に、からだの肺に良い作用があるのも見逃せない特徴です。

たとえば、食欲不振のとき、ファスティングされる方も多いと思います。

 

ファスティングで、毎日酷使している胃腸を休めて排出を促すことが出来るようですけど、ユズはファスティングの代用にもなりますよ。

胃腸って毎日休まず働いていますね。

特に、食べなくても、胃腸に食べ物が残っていて、小腸に降りていない場合はお腹が空かず食欲不振になります。

 

こういうとき、積極的にゆずを食べて、早く胃腸から消化を促進させて空っぽにしたほうがいいです。

ファスティングと同時にされると、早く胃腸が空っぽになります。

 

食べものが胃腸に残ってしまう時間が長いほど、胃腸に熱がこもってしまって、便通が悪くなったり、肩こりなどの不調に悩まされやすいからです。

ゆずの効能を利用して、さっさと胃腸を元気にしてあげましょうね。

 

 

ゆずの果汁を煮詰めたもの

 

今回の作り方は、鍋にゆずの皮以外の果汁とひたひたの水を入れ、煮詰めただけです。(約10分)

ゆずジャムにしても、美味しく使えますので、おすすめです。

 

ジャムにしなかった理由は、ズープや魚、お肉のソースにできるかなっと思ったので。(^^♪

皮は、捨てたらもったいないです。

今の時期、外気に干してみてください。

 

香りは生きているので、お風呂に入れてもいいですね。

ゆずの直接の薬効は補えませんけど、香りで気が巡るので、ついでに、大事な血行もあわせて良くなりますよ。

 

ゆずは、捨てるところは一つもありません~。

 

ところで、寒さから足のしもやけで悩まれている方、いらっしゃいませんか?

血行が悪くなる季節ですからね。

食べもので意外とかゆさ、つらさから、解消も出来ますよ。

 

足がしもやけになっているなら、頭にも十分な血が巡っていないかも?

集中力も血が必要なので、さっさと薬膳で解消しちゃいましょうね。

きっと良くなりますよ。

はじめての方は、ご予約していただくと、お悩みのご相談がしていただけます。

かりんるーむは、ご相談であなたのつらさを少しでも取り除いていただける安心できる機会です。

こちらからご案内しています。

 

お読みいただき、ありがとうございました。