薬膳で笑顔咲く

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腎盂腎炎なのに、肝まで重症はなぜ?

こんにちは。

やわらぎ体質コンサルタント 提中 知子です。

 

今日は、7年前に腎盂腎炎を発症したときのお話しです。

高熱がずっと続いて、入院していたときのこと。

 

右の肝臓のあたりを、先生が触診で押された瞬間、「痛っ」って叫びました。

今でも思い出せるほどの痛みでした。

 

なぜ肝臓を触診されて、痛みを感じたのか理由があります。

中医学では肝と言いますが、肝は血を溜める役割があるんです。

 

何日も高熱が続いていたので、からだの中はまるで火がぼーぼーと常に出ている状態。

すると、からだの水分は少なくなって、肝の血も減り続ける一方になります。

 

血は水分だからです。

熱が出ると、血は消耗するんです。

 

肝に相当血が少なくなって、かなり重症だと怖くなりました。

でも、からだって食べ物で治癒も出来るんです。

 

肝の血は減っても、増やせるんです。

腎盂腎炎の高熱が治まると、血が溜まっていきました。

上から触診されても痛みが減っていったからです。

 

今は、腸活こそ健康の要って言われてます。

「納豆の発酵食品を食べていても、なぜか腸の調子がいまいちな人もおられます。

 

腸は、肝と隣り合わせで、消化も肝に支えてもらっています。

肝の血が、胆汁の原料です。(中医学)

 

肝の血が少ない体質の人は、胆汁が作れない傾向で、腸の消化吸収が悪くなってしまいます。

腸活と一緒に、肝活も大事ですね。

 

胃腸の右側にある肝を押さえてみて、痛みがないかどうかセルフチェックしてみましょう。

 

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