こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。
はっくしゅん、とくしゃみをしたとき、気づけばちょい漏れしていることありませんか?
今回は、中医学の尿もれ対策をご紹介します。
むくみがち、おりものの量が多く透明、めまい、下痢をする、生理不順、生理の量が少ないなどの症状があって、顔色が白い方は、陽虚体質というからだの中が冷えきっている方が多くみられます。
陽虚体質の方は冷えているため、寒い季節、尿もれのお悩みが出やすくなります。
年齢では、10代の方から、40代50代の女性方も経験しやすいお悩みです。
骨盤底筋を鍛えたりする予防法もありますが、中医学の予防法をご紹介します。
からだの中の陽気に注目すると、尿もれのある方は、気の不足から気の温煦作用という、からだを温める力が低下してしまっていることが考えられています。(中医学)
特にからだの一番の熱源の腎が冷えてしまうと、全身を温めることが出来ない結果、尿もれにつながってしまいます。
からだの熱源の腎を温めてあげることが尿もれ対策の要になってきますよ。
おすすめの食材:
にら、ねぎ、唐辛子、くるみ、羊肉、えび、シナモン、酒など
*ご紹介したおすすめの食材は一般的な食材でほんの一部です。詳しい食材は、薬膳献立サポートコースを受講されますと、順番にご紹介していきます。
骨盤底筋のゆるみは、腎が冷えてしまっていることや、胃腸の消化吸収が不十分で筋肉が十分出来ていないことも考えられます。
骨盤体操でなかなか頻尿が改善されない方は、腎を冷やす食事が原因しているかもしれません。
尿のお悩みのあった40代F様。(右側)
令和2年10月22日 体質診断
もともと最初は、「夜中にトイレに1回いきます」とおっしゃっておられました。
F様も体質診断すると、年齢のわりに腎が冷えておられ、夜中にトイレに1回行かれていました。
食事のアドバイスで体質改善された結果、令和3年2月25日には、4か月で改善されておられました。
「トイレに行かなくなる日が多くなりました」と、笑顔でおっしゃっていました。
F様も体験されましたが、腎が温まってくる献立を作っていくと、自然と尿のお悩みは改善傾向になってきます。
頻尿が続くと、気持ちが落ち込みもやもやしがちです。
ひとりで悩まず、話して安心できる国際薬膳師へご相談ください。
かりんるーむでは、体調のお悩みやお食事のことをご相談していただけます。
遠方の方は、スマホやパソコンでズームのオンラインでご相談が出来ます。
対面の場合、アクリル板を用いてコロナウイルス対策に努めてよいますのでご安心ください。
お読みいただき、ありがとうございました。