こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。
最近は日差しもあつく、もう真夏なみの気温ですね。
ところで、今旬の野菜を一つ上げるとしたら、どんな野菜があるかご存じですか？
それは、レタスです。
ちょうど今がレタスの旬です。
このレタス、薬膳では少し冷やす性質を持っている野菜なのですが、今すすめたい理由があります。
お腹が弱い、下痢をよくする方にはあまりおすすめできないのですが、レタスの苦味が、今の蒸し暑い季節にぴったりなんです。
苦いものは、特徴として、薬膳ではからだの熱をとる、つまり冷ます効能があります。
イメージとしては、余分な熱をとる、からだをさっぱりさせる感じです。
この季節、外気の蒸し暑さはからだに入って、いらない熱を生んでしまいます。
そして、この熱が、たとえば女性の生理の量を減らしたり、髪のつやのもとの水分を減らしたりするんです。
これは、中医学の見方なので、少しわかりにくい点もありますが、。
レタスは、いらない熱をとるので、生理の量を保ったり髪のつやも保ってくれますよ。
レタスの苦味成分の効能、すごいですよね？
レタスは、シャキシャキ感が特徴なので生のまま食べている方が多いですが加熱してもなかなか美味です。
夏むきのからだの熱をとるサンドイッチです。
暑さで消耗しがちな血や水分をレタスでしっかり補うようにしています。
レタスは、少し加熱しています。
シャキシャキ感は抜けますが、胃腸の虚弱な方はお腹にも優しいのでおすすめですよ。
レタスの苦味に合う調味料の一つは、オイスターソースです。
さっと炒めて、オイスターソースで味付けすれば、なかなか美味です。
それから、レタスは、加熱時間が短くてすむ野菜なので、超時短にもなりますよ。
蒸し暑い時期は、レタスでからだのいらない熱をしっかり冷まして、体調不良を予防していきましょう。
お読みいただき、ありがとうございました。
