薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

目の前に作った手作りカレーに大満足できたのはなぜ?

こんにちは。国際薬膳師 体質改善コンサルタント 提中 知子です。

 

梅雨入りしたようですね。

雨がしとしと降って少しひんやりすると、肌さむい、また、からだが冷えているなっと感じることはありませんか?

 

雨や気温は、人の体調に影響をいつも与えています。(中医学)

それは、雨や気温は、肌から侵入し、血行にも左右すると考えるからです。

 

いつもは体は冷えていないのに、雨が降ると、とたんに肌寒いと感じるなら、からだを温めることは大事なことです。

冷えていると、血行が悪くなり、肩は重く感じ、むくみが出て、食欲もあまりわきません。

 

ですが、そんなときは、薬膳料理がおすすめです。

冷えているなら、献立で温めるものをつくればいいんです。

 

薬膳は冷えているときは、温める献立を作り、からだを温めて不調を予防することが出来ます。

病院に行かなくても、キッチンにある食材の性質や効能をだいたい知っていれば、作ることが出来ますよ。

 

冷えていると、顔色が悪く、血行も悪くなり、肩は重く感じ、むくみも出て、食欲もわきません。

冷えって、万病のもとと言われますが、血行が悪いのは病気の根源になります。

 

女性はそもそも陰と陽に分けた場合、男性は陽に対して、女性は陰、つまり冷えやすい体質で生まれます。

だから、冷えやすいのは、もともとなんです。

 

ですが、注意しないと、冷えやすい体質は慢性化になって、不調を招くので注意がいります。

冷えは温めてあげれば、冷えは改善しますし、体調不良もなくなっていきます。

 

お昼ご飯に、手作りカレーを作りました。

雨でひんやりしたからだを、さっと温める体調に合う薬膳カレーです。

さて、カレー粉の原料に何が入っているかご存じですか?

唐辛子、しょうが、クミン、シナモン…。

 

スパイス系は、たいてい温める性質をもっています。

それで、食べたあと、体が温まったと感じられました。

 

体が温まると、肩のこりは消え、自然とむくみも消えます。

このように、体は生きていて、食べた後すぐに、サインを出すほどです。

 

今回は、純正のカレー粉を使って、トマトや黒豆も入れました。

トマト、黒豆は、温まりすぎを防いだり、また水分代謝を良くしたりする食材です。

 

カレーの中に体質、体調に合わせた食材を入れて、冷えを予防出来たらいいと思いませんか?

手づくりカレーの良さは、あなたに合う食材で作れるところかもしれません。

 

カレーを食べてから、からだが多少温かくなり、肩が軽くなった気がしました。

薬膳料理は、からだの不調を料理で予防していける料理です。

 

どなたでも、自分で不調のサインに気づけるようになり、献立を作れるようになれます。

国際薬膳師は、放っておくとどんな病気を招くのか、どんな献立であれば、病気にならずに健康になっていけるかの具体的なお手伝いをマンツーマンでさせていただいています。

 

肩こり、便がコロコロで硬い、食欲不振、腰痛など、からだの不調があれば、ご相談ください。

食事で驚くほど、体調は変わっていくものですから、早い目に対処していきたいですね。。

 

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。