こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
いちごのヨモギ大福をつくりました。
中身は、甘味控え目な小豆、旬のいちご、さつまいもを濾したものを入れました。
見た目はちょっと不格好な仕上がりですが…。
お許しくださいね。
もち米とよもぎの粉で、ふっくら炊きあがった本格餅は、久しぶりです。
この寒気で足が冷たい感じだったので、確かヨモギが残っていることを思い出したんです。
賞味期限は切れていましたが、お餅になった時、味見するととてもおいしく感じました。
よもぎの旬は3月ですが、今の寒い季節にはぴったりの効能があります。
寒さでからだが冷えると、いろんな不調が出やすくなりますね。
消化が滞ったり、血行も悪くなりお肌が乾燥したり、便通も悪くなったり、
生理の量が減ったり、冷えは調子を崩す原因の一つです。
よもぎは、薬膳では、からだを温める性質があり、お餅のもち米と合わせて、温める効能をアップさせました。
いちごには、からだの水分を補うはたらきがあるので、いちご大福を食べれば、上手に温めることが出来ます。
いちごを包む小豆ですが、冷凍保存しておいたものがあって、そのまんま粒あんで包んでしまい、
なぜか包みづらく、後から、こしあんにするんだった~っと、はっと気づきました。(^^)/
市販の漉し餡は、かなり砂糖が多いですね。
出来れば、甘すぎないほうが、よもぎともち米といちごの効能を上手に引き出せて、
冷えを解消する美味しい一品になります。
出来上がったいちご大福を食べると、ほんのりよもぎの苦みのある香りがしました。
よもぎともち米、いちご、小豆の組み合わせは、味ももちろん美味しいですが、
陰と陽のバランスが良くなるので、女性のお体にはぴったりと言えると思います。
大切な気や血を補ない、反対にたまったいらない水分は出せるので、おすすめですよ。
【食材】
小豆
いちご
よもぎ粉
もち米
さつまいも
いちご大福が美味しいワケは、冬の冷えやすい女性のからだに効能が良いからでした~。
今度は、お餅の包み方をもっとうまくやってみたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。