薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

肩の痛み和らぎ、薬が1錠づつ減っています

こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。

 

右肩が上がらない、夜になるとうずく、下痢と便秘を繰り返すなどのお悩みで、

半年前から薬膳の体質改善を始められているU様(54歳)です。

朝、昼、晩と1日3回、うずく肩の痛み止めのお薬を飲まれていました。

体質改善をはじめて約半年、少しづつ体調に良い兆しが出始めたようです。

 

今日、1か月ぶりにサロンへお越しくださり、先月から今月の体調の変化についてお聞きし、

来月に向けての献立についてのアドバイスをさせていただきました。

 

U様は、週に3日お仕事をされているので、週に4日間、薬膳の献立をたてておられます。

甲殻類でアレルギーが出るようですが、それ以外は特に嫌いな食べ物はないようです。

 

体質改善を始めるまでの献立を見せていただくと、肩の痛みを発症させてしまうような食材の選び方や調理法などが見られました。

この半年間で、少しづつ食材の選び方も変わってこられ、献立の立て方や調理法も変化が出てきました。

 

好きなものを食べる食生活を変えるには、きっと最初は、戸惑いもあったと思います。

「同じものばかり作ってきたことに、気づくきっかけになりました」っ涙ながらにおっしゃったこともありました。

 

長年続けてきた食生活をそう簡単に変えることは難しいかもしれませんが、

受講されている方の同居されているご家族の状況や生活スタイル、これまでの食習慣に合った、無理しすぎない範囲のアドバイスを心がけています。

 

右肩が少しづつ上がるようになられて、晩に飲まれていた痛み止めのお薬がいらなくなったとお笑顔でおっしゃいました。

肩が上がらない原因は体質によりますが、U様の場合、胃腸の消化がすすまず、気や血、水分がつくれていなかったこと、代わりに、気や血、水分の巡りを邪魔してしまう気、血、水の停滞があったと思われます。

 

今、U様が作られている献立は、ご自身の右肩を改善していくための体質改善のお料理に変わってきました。

この春は仕事の環境が変わり、軟便の傾向が出てきてこられているようです。

 

軟便の原因が、肝と胃腸の関係からきていることもアドバイスしました。

うなずきながら、ノートにいろいろ書き留めておられるUさまでした。

 

女性の不定愁訴のお悩みは、一度、国際薬膳師へお尋ねください。

あなたの体質に合った食材のアドバイスや、ご家族の献立との調整の仕方など、

 

10人10色のアドバイスを薬膳献立サポートコースでしています。

体は食べたもので、不思議と変わるものです。喜びの体験をあなたもしてみませんか?

 

お読みいただき、ありがとうございました。