こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
さやえんどう、グリンピースは今が旬を迎えていますね。
あまり食べない方も多いかもしれませんが、それはもったいですよ。
なぜなら、さやえんどうやグリンピースには、だれもが経験しがちな、からだにある「毒」を
解消する働きがあるからです。
それは、どんな毒?
からだには、いろんな毒が溜まります。
たとえば、中医学では見えないですけれど、気。
その気の停滞した毒や、汚れた血の塊や汚れた水分の毒です。
これらの毒は、いずれは、熱をもち、きれいな血までむしばんでしまう、怖い毒です。
放っておくと、怖い病気の原因や体調不良、また、更年期のいろんな不調にもなります。
でも、野菜の力、効能を借りれば、その毒を抑えることも出来ます。
今回は、溜まった毒を排出する効能が期待できる薬膳スープ、「グリンピースのスープ」を
ご紹介します。
グリンピースには、からだに溜まった水分を排出する働きがあります。
いつも思いますが、からだの不調にあった野菜や食材が地球に用意されているのは、
考えれば本当に不思議なことですね。
作り方は、グリンピースのさやから実を出して、皮は水で煎じてスープに使います。
グリンピースだけでは、気を消耗させてしまうので、気を補うためのジャガイモ、水分を補う牛乳、そして玉ねぎも一緒に使いました。
短めに攪拌して、舌にグリンピースの豆の食感を少し残して、今ならではの季節感を味わいました。
もうすぐ梅雨の季節を迎えます。
雨が降り続くと、もともと水分を溜め込みがちな体質の方は、余計にからだにいらない水分を溜め込みがちです。
グリンピースの効能をかりて、薬膳スープをつくり、ご自分のからだの調子を少し観察してみましょう。
食べたもので、からだの体調が変わっていくのを感じるかもしれません。
食べ物は、食材ですがからだにあえば、立派なお薬になります。
40代、50代にもなると、からだは悲鳴を上げ、それが体調不良としてサインを出します。
日々の食事、ほんの少しの手間をかけるだけで、体調が良くなります。
食事は気を付けてはいるけど、体調が思わしくないと感じる方は、体質改善を薬膳ではじめてみませんか?
ご興味ある方は、一度お問合せからご連絡をお待ちしています。
お読みいただき、ありがとうございました。