薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

防寒より、薬膳料理でからだの芯から温める方法

こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。

 

ここ高島市は、例年より遅く、8日に初雪が降りました。

1日には、石川県の能登で大地震がおき、多くの方の貴とい命が失われました。

 

今も多くの方が、どれほど不便で将来に希望が見えない不安な日々を送っておられるかと考える毎日が続いています。

 

雪が降ると、さすがに足が冷え、手は冷たく感じます。

ところで、同じ寒さの中にいても、人によって、寒さの度合いって変わるのをご存じですか?

 

これは、人それぞれ、体質の違いに左右されるからです。

たとえば、同じ寒さの中にいても、寒くて下痢をしてしまう人もいれば、ある人は、結構薄着でいても平気とか。

 

体質、つまり、どれだけ、からだの中にきれいな血が豊富にあって、流れが良いかに左右されているんです。

冷えを人より感じやすい人は、きれいな血が少ない、あるいは、血の流れが良くないかが、原因にあります。

 

特に貧血ぎみの女性は、冷えを感じやすいといえます。

それで、この寒さからからだを温める料理を作ってみたいと思い、今回は、薬膳中華ごはんを作りました。

 

ほんのり赤いもちもちの薬膳中華ごはん

薬膳って知っておられますか?

薬と書くから、薬っぽい料理と勘違いされている方も多いですが、まったく違います。

 

このごはん、みなさんがいつも目にされている食材がほとんどです。

お米、もち米、栗、とうもろこし、黒豆、赤いのはクコの実です。

 

もち米は、お米と違い、からだを温める性質があります。

栗も同じく温める性質です。

 

とうもろこしと黒豆は、冷えを感じる原因の水分代謝の悪さを改善するはたらきが期待できます。

クコの実は、きれいな血や水分を作る、女性にはとっておきの食材です。

 

このように、薬膳料理は、冷え解消が期待できる食材を入れることで、美味しくてしかも、体に良いお料理なのです。

手前みそですが食感がもちもちして、いくらでも食べてしまえるほど、美味しい薬膳中華ごはんになりました。

 

いくら外から防寒しても、からだの中にきれいな血が不足していたり、水分代謝が悪いと、

なかなかからだは、温まりません。

食べ物でからだ自体を温めていけば、血が作られて流れが良くなり、水分代謝も改善され寒さを予防できます。

 

こんな料理作れないかも…っと、お料理が苦手な方でも、すべてスーパーの身近な食材ですから大丈夫です。

食べるものでゆっくり体質改善していけば、年齢にかかわらず、冷えは徐々に良くなることも期待できます。

 

実際、マンツーマンで献立のアドバイスをしている方で冷えが改善されている方も多くおられます。

薬膳サロンつむぎでは、一人ひとりの体質にあった食材のアドバイスで、不定愁訴を予防していく献立のたてかたをアドバイスしております。

ご興味のある方は、一度、ホームページのお問合せからご連絡ください。

 

英語が出来ないため、日本語が話せる方のみ、アドバイスさせていただいております。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解をよろしくお願いします。

 

お読みいただき、ありがとうございました。