こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。
今日は、節分。世間では恵方巻を食べる習慣がありますね。
今日ご紹介するのは、お赤飯のこと。
お赤飯は、おめでたいときに食べる習慣もありますが、
今もまったく収束していないコロナ過にある今こそ、おめでたいことがなくても食べていただきたい理由があるのでご紹介していきます。
コロナウイルスは、中医学(漢方の元の医学)では邪気(じゃき)という病気の原因になるものです。
からだの中にこのウイルスが入ってしまうのは、一般的に良く言われるように免疫力が不足していることが関係しています。
そもそもからだの中が、気や血、水分で満たされていれば、気があふれて元気そのもの、つまり、免疫力があふれているので、コロナウイルスにかかることは少ないと考えていきます。
あるいは、もしもコロナウイルスにかかっても、症状は風邪よりも軽くすむ場合も考えられます。
では、どうすれば、免疫力を増やすことが出来るかご存じですか?
中医学では、その一つが、からだの中の陰と陽のバランスを同じにするという「陰平陽秘」いんへいようひ、という考え方です。
「陰平陽秘」、難しい言葉のように感じますが、中医学の考えに沿って、からだの中を「陰」、つまり血と水と、「陽」、つまり気を同じくらいのバランスに整えていくお料理を日々作って食べていけば、コロナウイルスにかかることは大変少なくなると考えます。
水とは、津液という正常な水分をわかりやすく言い換えています。
「陰平陽秘」にできるお料理があるの?っと思われると思いますが、それは薬膳料理といいます。
お赤飯も、実は、陰と陽のバランスを整えることができるので、薬膳料理です。
たったお赤飯を食べるだけでも、陰平陽秘の状態にからだを整えて、コロナウイルスにかかりにくくすることも期待できます。
お赤飯は、小豆を炊いて、その出汁の赤い汁をお米を炊くときに一緒に入れれば、
ほんのり赤いお赤飯ができます。
お赤飯は、からだにとどまっている邪気の血や水の停滞したものを小豆で排出し、足りなくなっている気を補うことで、きれいな血や水の陰をしっかりつくりかえ、結果、「陰平陽秘」の状態にからだを整えていきます。
家庭でもできる薬膳料理は、国際薬膳師なら、お一人お一人の体調や不調、また体質にあった薬膳料理をアドバイスできます。
もしも体調を強くできる日々の薬膳料理にご興味があるなら、国際薬膳師へご相談してみませんか?
いま、蔓延しているコロナウイルスや風邪に負けないような体質を一緒につくっていきましょう。
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