薬膳で笑顔咲く

自然界の食材の恵みで人の健康を紡ぐ薬膳

お薬のない「夏バテ」予防におすすめの食事って?

こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。

 

日中は、40度近くの猛暑が続きますが、朝晩は少し、涼しい風が吹くようになりました。

これだけ暑いと、食欲が減ってしまうのも当たり前かもしれません。

 

もし夏バテぎみで、食欲が減ってしまうなら、スープがおすすめです。

それは、胃腸の消化吸収に負担がかかりにくいため、食欲がすすむからです。

 

今回は、じゃがいも、キャベツ、ゆり根、玉ねぎのスープです。

野菜づくしなので、とっても胃腸に優しい味です。

 

 

キャベツとじゃがいもは、薬膳の効能では、胃腸を養う食材。

そして、玉ねぎは、胃もたれ、げっぷ、食欲不振に良い食材です。

 

今回は、夏に起こりやすい不眠に良いゆり根も一緒に使いました。

ゆり根は、スープにいれるともったりした食感が加わり、とても美味しくなります。

 

夏バテになると、冷たいうどんやラーメンなど、のどごしに良い麺類を食べがちになりますが、

悪循環になりやすいので、控えたほうがよさそうです。

 

「スープの材料」

・キャベツ

・じゃがいも

・玉ねぎ

・ゆり根

・チキンスープの素、

・塩

・牛乳もしくは豆乳

 

「作り方」

➀ キャベツ、じゃがいも、ゆり根を柔らかく蒸す。

② 玉ねぎは、みじん切りにし、少量の油でいためる。

③ キャベツ、じゃがいも、ゆり根、玉ねぎに水を加えて、フードプロセッサーで攪拌する。

④ 鍋に材料すべて、塩、チキンスープ素、少量の牛乳もしくは豆乳を加えて出来上がり。

 

薬膳は、身の回りにある普通の食材で、小さな不調が予防できる食事です。

夏バテ予防は、ちょっとしたからだ思いの薬膳の食事から、始めてみませんか?

 

お読みいただき、ありがとうございました。