薬膳で笑顔咲く

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三重の旅。レビューを信じなくてよかったっと思えたこと

こんにちは。国際薬膳師 国際薬膳調理師 提中 知子です。

 

先日、三重県の鳥羽市まで、近鉄電車で娘と1泊旅行してきました。

そもそも息子が、留学してからしばらくして、カタログでプレゼントしてくれた旅行です。

 

カタログから少し懐かしい建物の旅館を選んだ私に、「ほんとにこの旅館でいいの?」っと心配そうに聞きました。

レビューを読むと、8割は冷ややかな意見が並んでいました。

 

天井が汚いとか、窓が汚いとか、読んでいると気の毒になるくらいで、一端予約したことを後悔もしました。

そのとき、夫が、言いました。

 

「レビューが正しいかどうか、一度行ってみるのも良いと思う。きたなければ、掃除してあげたら?」っと、言うんです。

「確かに、なるほどな~」っと夫の客観的な意見は大事であるあると思い、出発しました。

 

昭和50年代くらいに建てられたような歴史を感じるたたずまいの旅館。

娘は、「えッつ?あれ?古いな~」

 

娘の意見は最もで、でも、「外観がすべてではないと思うよ。中身が大事と思う。」っと返事しました。

フロントに行くと、あたたかな笑顔で、丁寧な応対で、だいぶ安心しました。

 

部屋に入ると、畳は真新しく、壁もきれい。

冷蔵庫は、だいぶ懐かしいし、電話もダイヤル式でまだ十分動いてる。

 

どこか汚いとこあるかな~っと、レビューを思い出して探しました。

でも、物は古いものも確かにありましたが、そこそこきれいに掃除されてました。

 

その時、レビューを信じきって、他のきれいな旅館に泊まっていなくてよかったっと思いました。

夫が言った通り、自分で実際に見て考えることの大切さを感じました。

 

他の人がいうことを、すべて確かめずに信じ切るのは、良くないことですね。

夕食のおもてなしは、とても満足のいくものでした。

 

お料理に斬新さは感じませんでしたが、ずっと旅館で引き継がれてきた素朴だけど誠のこころが詰まったお料理をありがたくいただきました。

お料理には、食材を作ってくださった農家さんや漁師さん、それにこの地域では海女さんや運んでくださった方、作り手の方など、多くの方の働きや真心が詰まっています。

 

お刺身の新鮮さには大変驚きました。食感がいつも食べているものとは明らかに違ってました。

運んでくださった70代の女性の手を見たら、良く働いてこられた手をされていて、

 

きれいなレストランだったら、こんな場面にも出会えずにいたと思い、娘にもありがたくいただこうねっと、話しました。

食べきれないほどでしたが、胃腸が大きいのか、一品以外は完食しました。

腹十二分くらいの満腹感で、その晩は、三時間も寝られずにいました。

翌朝、起きてから体操をして朝食をいただいた後、便通がありました。

 

食べ過ぎで熱がこもり不眠になっても、翌朝、体操して気が流れ、便通が起きたことは、からだっていつも動いている証拠だなっとしみじみ感じました。

チェックアウトする前に、部屋の窓に手の跡がついていたので、夫がすすめたとおり、拭いて帰りました。

布団も畳んで、シーツのカバー類も外し、元の通りにきれいにした状態にしておきました。

 

「食事美味しかったです。お世話になりました」っとカウンターの方にお声かけし、後にしました。

遊覧船にのり、イルカ島へ降りて、イルカにえさをあげる体験をしました。

 

イルカがいる三重県って、やっぱりすごいいいとこですね。

今後も、節度を欠いたレビューに惑わされすぎないように、本当の姿を実際に見抜けるよう感度を良好にしていきたいと思いました。

 

お読みいただき、ありがとうございました。