こんにちは。
国際薬膳師 提中 知子です。
今回は、S様をご紹介します。
S様は、1年半、家庭で薬膳料理を作って、体質を整えてこられました。
薬膳料理といっても、写真のとおり、調理実習は一つもありません。
毎回、資料をお渡しするのが、調理自習の代わりです。
一番のお悩みは、過去にないほど太ってしまったこと。
次に、膝に水が溜まること。
その次に、高血圧でお薬を1錠飲まれていること。
最初は、食事のカウンセリングをさせていただきました。
たった1日分の献立をみただけで、分かりました。
お悩みと食事って、線でいうと、一直線上にあるものです。
薬膳をアドバイスする立場から見て、とっても良い献立をされる方。
こういう方は、不調があっても、お薬を何錠も飲んだり、あちこちいろんな病院に通われることも少ないです。
6年間、多くの女性の献立を診断してきたので、体調のお悩みと食事がどれほど影響しあっているか分かります。
S様は、1年半で、献立の立て方が変わりました。
薬膳料理のプロに調理実習で手ほどきを受けても、ここまで体質は変わらなかったでしょう。
薬膳料理は、10人おられたら、10通りあって普通です。
それは、10人とも同じ便秘でも生まれながらの体質、生活環境、お住まいの地域の風土、年齢などが違うからです。
自分に合う食材の分類がどれで、この分類はあまり合わない。
たったこれだけ知って献立をたてるだけで、不調がさらっと消えてしまうこともあります。
だから、わたしは座学で、その人だけの献立の立て方をアドバイスします。
S様は、高血圧のお薬を飲まなくても、徐々に血圧が下がってこられています。
体重も1年半で10キロ自然と痩せられました。
薬膳料理に、血圧を下げる献立も、痩せる献立もないんです。
それよりも、血を気のはたらきによって、増やして巡らすこと。
これだけで、からだが内側から変わり、血圧もダイエットも出来るのです。
いつか、血圧のお薬も徐々に減らせていけると思います。
これが、中医学の魅力です。
病気を見ずに、病気が出る体質そのものに、注目していくんです。
S様は、「テレビで料理番組みていても、自分にはこの食材は要らない。
代わりに、この食材で良いというのが分かるようになりました」っとおっしゃっています。
S様の受講されている定期コースは、胃腸の体質改善献立サポートコースです。
ご興味があれば、お問合せからお尋ねください。
無料で、コースのご案内(はじめての方のみ1回、30分)をさせていただきます。
お読みいただき、ありがとうございました。